シェルティーとフリスビーその2

2009/06/17 Wed 15:47
MAGIC



床に置いたものをいとも簡単に捕まえて咥えられるようになったら、ひもを長くします。1メーターもあれば十分です。ころがしては捕まえさせ、できるだけ犬が咥えているように促します。強く引っ張らずに犬が咥えている状態で自分のもとに呼び込んで咥えているものを返してもらいましょう。

最初は「はいどうぞ」と返すはずがないのが犬ですが、物にはひもが付いているので手繰り寄せることが可能です。犬が物を捕まえたら押し問答にならないように自分の手元まで力を入れないように引き戻し、素早くおもちゃをとり、またすぐに犬に追わせましょう。

この手順は飼い主のセンスなので繰り返し何回も行ううちにタイミングがつかめるようになります。繰返しをしなければ犬から物をとるタイミングも難しいままだし、犬が自発的に返してくれるようには余ほどでなければできないので、最初はうまくいかなくてもがんばって遊んであげましょう。
もし取ろうとすると噛まれそうで怖かったらひもを強く引いてしまえば犬の口から物をとることができます。ただし、最初から強く引いてしまうことを繰り返していると犬が構えてしまうので取る瞬間だけ強く引くことです。

犬が咥えているものを飼い主に渡す、もしくは地面に落とすことを要求する場合、【ドロップ】というコマンドを使います。このコマンドは物を放せという意味なのだと犬に理解させなければならないので、必ずおもちゃを受け取ろうとする前にコマンドを言いましょう。

噛まれそうで怖い場合にひもを引いて落とさせるのなら、必ずひもを引く前にこのコマンドを使わなくてはなりません。練習が進めばおもちゃにはひもがつかなくなる日が来るのですから、ひもを引いて放させられても意味がないのです。あくまでもコマンドで放させるための前段階の練習なのでコマンドは必ず使っていきましょう。

また、どうしても押し問答になってしまうようなタイプの犬の場合にはおもちゃをもう一つ用意しておきます。咥えたものを放そうとしない場合には咥えているほうが動かないように固定し、もう一つのほうで犬を誘います。

犬は獲物が一つだけだと思うとかなり頑固に戦利品を放そうとはしません。(当然の本能です)でも飼い主とやっているものは生死がかかる獲物の争奪戦ではないですし、獲物をとらえたとしてもリーダーに従わないのは犬としてのルールに違反していることになってしまいます。そしておもちゃを使ったゲームはあくまでも遊びの一つなのですから、犬にとっての獲物が一つである必要はありません。この違いを犬に理解させることが必要なのです。

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