MAGIC WORLD - 虹の橋
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★ 9 ★ 次の世代 


それぞれの人がパートナーを組む犬にめぐり合えるのは素晴らしいことだと思っています。
その犬と何を楽しみ、何に向かって歩いていくのかはその人の人生でしょう。マリンから始まった私たち家族の犬との楽しみは、ドッグショーに始まり、訓練を経て、今はDISCの世界に変わってきました。メインで活躍している犬も今はダッシュに変わり、2002年はレインが頑張っています。
私たちがマリンを育てたように、他の家に嫁いだ犬もまた同じなのだと思います。犬は努力したらそれだけ必ず返してくれます。決してそういう事だけは裏切ったりはしないのです。


ダッシュが生まれてからマリンの子も残そうと思い、だんだんうちの子の数も増えていきました。残した犬たちもまたそれなりの道を歩き始めます。犬の気持ち、人の気持ち、ショーの世界、訓練の世界、DISCの世界、自分勝手に動けば家庭が犠牲になります。限られた条件の中でいかに楽しむかが大切なのでしょう。そう知りながら、いつかはマリンを越える犬を・・・・その犬はキャンディの性能を備えたパーフェクトなブルーマールで・・・と願っている自分がいます。

マリンの現役時代を知る人ならまずは無理無理と言われるでしょうが、夢は願えばきっと必ず叶うと信じて・・・マリンの娘たち3頭『レイン』『クリス』『アイス』とそしてキャンディの息子『ダッシュ』がいる限り、いつかかなえたい夢がある限り・・・


2001年6月に生まれた期待のアイスは驚くほど物静かな仔でサイズはショー規定を上回っていたので断念しましたがアイスの血を続ければMARINが出現するという期待は消えません。それほどアイスにマリンの似たものを感じます。アイスの子を望んでくださる方も多く自分でも一度は血をつなげた仔犬を見たいという希望を失えずに暮らしていく中、にぎやかな我が家の中でおとなしいアイスは日増しにその存在が小さくなっていきました。

何か手立ては無いかと考えあぐねていたのが2003年の春、ふと思いつくように前々からアイスの子を何とか分けて欲しいとたのまれていたクッキーママに話の流れで「もしもアイスでよかったら。。。」とついぽろっと話してしまったのです。ぽろっと・・・(笑)

今までに自分からうちで一緒に暮らしている子をお嫁にもらってくれますか?と話した事はありませんでした。どうしてもと切望された上にこの人ならきっとうちにいる以上に幸せにしてくれるだろうと確信がもてない限り子犬でもお嫁に出すことが出来ない極普通の愛犬家です。

いくら繁殖をしているからと言って使えない仔はさっさとどこかに出してしまって新しい犬を入れようとか言う感覚はありません。「いつかみんな年をとって犬の老人ホームみたいになっちゃうんだろうね。。。」・・・ソウです、私もパパも時間とともに年をとって行くのです。大事な仔としてともに暮らす子が15年先には自分とどういう風に暮らしているかを想像しています。2006年に生まれた仔を残したら自分はその子が15歳の年老いる頃に60才を越えるのです。年老いたこの看護を考えてできる範囲にとどめなければ犬も自分も不幸です・・・

実際にはたくさんの犬を抱えて行くことは至難の業です。先を考えればなおさらです。そういう考えの中でアイスはクッキー家ならきっとアイスはうちにいる以上に大事にされて幸せな生涯を送れるだろうと思っていたことが口をついて出てしまいあっという間に話が決まってしまいました。
縁とはこういうものなんだなと思っています。キャンディーが我家にやってくることになったとき、やっぱり即答でした。運命の赤い糸が繋がっていると悩まなければならない障害が何もなくなってしまうのでしょうか・・・

2003年春満面の微笑を浮かべて迎えに来たクッキー家にアイスは2歳を前にしてお嫁に行きました。その後のアイスの情報は『Cleverly Flapper Club』で掲載されています。幸せ一杯のアイスの話を聞くのが嬉しくてたまりません。最初のうちこそ大丈夫かなぁと思っていた不安はあっという間に消し去られ、いまでは完全にクッキー家の長女として君臨しているアイスを幸せものだなぁと微笑ましく眺めています。

アイスがどんな風にその血を表現するのかが見たくてお願いして生まれてきた仔犬たちがいます。なんと7頭もの仔犬に恵まれたアイス。その中の1頭ココアはクッキー家に嫁ぎました。母のアイスとともに一生暮らしていくのです。中の1頭、お渡しするときにはピカピカに光っていなかった(笑)マイペースの【きらら】がどんどんショータイプに仕上がっていることが、アイスの血を見た結果としてMARINの血をつなげる意味があったと確信させてもらっています。
これから先にどんな結果を出してくれるのか、飼い主さんの意向もありますがとても楽しみで、2005年の部会展でパピーのベストインショーという快挙をやってのけた【きらら】には感激しました。

ダッシュの子供たちは次々と結果を残し始め飼い主さんたちと楽しいDOGLifeを送っています。私の夢だった、ショーで勝ち、トレーニングでも成果を出し、DISCやアジリティーで成績を残せる犬を作りたい、その犬を迎えた人の人生に何かをプラスする子を作りたいと願った夢はすこしづつ叶いはじめています。多くの飼い主さんたちが犬と暮らすことに意味を見出し、いろんな方面へ進出し始め満面の笑みを見せてくれるとき、最初の繁殖の日に立ち帰る自分がいます。


我家にもアイスの後、メロディー&ファンタ&モリー&サンダーが登場しました。これから又若手の育成を楽しみにし結果に繋がったらラッキーねとマイペースを崩さず信念を持ってDISCDOG、ショードッグ、訓練ドッグ、アジリティードッグに関わって生きたいと思います。


10年という長い月日の中にMARINとキャンディーとであったからこそ得られた多くの友人や愛すべき犬たちに感謝の念を忘れずまた自分自身の歩いてきた軌跡として記録を残して行きたいと思っています。


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