|
HOME > MY DOGトップ
★8★ 闘病生活へ・・・。。。
最初キャンディーの症状を見てくださった先生は9歳を過ぎててんかんとは思えないしシェルティーには好発病とされている甲状腺機能低下症から着たものかもしれないと思うといった。見た目には痩せ気味で、コートも十分にあり、いつも元気だったので検査はまったくしていなかったからまさか甲状腺機能低下症であるとは思いも寄らなかった。発作が起きることの万が一の可能性があるならと検査してもらうとかなり低下しているのですぐにホルモン剤を入れることになった。 俗に言うてんかんのような症状が9歳になって突然現れるというのも解せず、心臓は強くはないものの正常で、貧血の数値も普通なら正常値に近い状態なのに、代謝も悪く麻酔薬の効果が抜けずに体の自由を奪われ意識さえ朦朧とし、昨日の段階では半分あきらめの気持ちの出てきたくらい危険な状況だった。。。 うるさいくらい『こういう可能性はないのか?どうしてこういう状況になっているのか?個体差で数値だけでは決められないのではないか?』・・・きっと先生方はうるさい飼い主だと思っただろう。でも調べれば調べるほど、キャンディの症状は『てんかん』や『心臓病』や『脳疾患』には当てはまらない気がしてしまう。貧血が起こることによる苦しそうな息遣い・・・体中で息をしているというほど苦しそうで、『この子はとてもいま辛いんです・・・』と何度泣きそうになったことか・・・ 昨年から気になっていた変な咳の様な呼吸音の原因も見つかった。大きないびきを書いて寝ることになった原因だ。昨年の時はまだ何も見えなかったレントゲンに今回はかすかに腫れた部分が見つかったのだ。。。腫瘍かガンかは麻酔をかけてMRIかCTで検査するか、エコーである程度調べて対処療法するかという選択肢しかないのでキャンディの今までの経過を考えるともう二度と麻酔はかけられないと判断したのでエコーで確認できればとそれをお願いした。。。 麻酔をかけざるを得ない状況がきたときはキャンディの運命なのだと決めたから。。。 悪性の腫瘍でも良性の腫瘍でも、もし手術するとなったら キャンディーの体は持たないはずだ。 てんかんの発作を抑える薬を規定量飲ませただけで立つこともできなくなるほどなのだから・・・ 私は対処療法を選んだ。幸いいま私の手元には『ガン』や『腫瘍』に非常に良く効くと言われているサプリメントもあるし先生と相談の上、投薬とそれを使う事にした。 今あるものが無くなればラッキー!小さくなっても又ラッキー!そのままだったら運を天に任すしかないと思っている。甲状腺機能のひどい低下によって脳下垂体までだいぶダメージを受けてしまったキャンディがどこまで回復してくれるかは神様しかわからない。 でも、今私の横に『何をやっているの?』と首を傾げて見上げるキャンディが立っている。これが現実だから・・・自分の足で誰にも支えられずにようやく立っている事ができるようになった。まだフラフラしているけれど、適切な投薬が見つかればこうして見る間に良くなって来るのだと思う。完全回復ができるように・・・又みんなとボール投げなどができるように戻れますように・・・キャンディに負担がかからないようにできるだけ頑張るから・・・キャンディも頑張ろうね・・・キャンディーは薬のせいで寝たきりで自由に動けないまま生きたいとは願わないだろう。でも少しだけ気にかかる。脳腫瘍かもしれない。エコーで見たあの不吉な影・・・このまま無事に回復できますように・・・ のちにこの甲状腺機能低下症疑惑は 実は脳腫瘍によって脳の機能が低下してしまったこの時だけの現象だったことが分かるが… そんなことは時間がたたなければわからないことだった。 これではだめなのかもしれない、 この薬でよくなるかもしれないという、 状態が悪くなればなるほどに 藁にでもすがりたいような気持の時にただの飼い主に判断はできなかった。。。 もちろん獣医さんたちだって、 気になった項目の検査の結果が数値上に現れていれば診断を下しても仕方がない。 ただ、その後のことを書きくわえておかないと、 キャンディーは甲状腺機能低下症の犬だったとレッテルをはられたままになるだろう。 だからこそ、キャンディーの名誉のために書きくわえておく。 彼女は甲状腺機能低下症ではなかった。 一時的に脳の機能が低下したためにその時点での検査で数値が現れただけだった。 その証拠に彼女は甲状腺機能低下症に使う薬を切った後回復に向かったのだから。。。 |