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HOME > 私がブリーダーになったわけ



今の日本の犬たちにとっての社会状況は、数十年前に比べれば格段の進歩を遂げています。でも、どんなに嫌だと思っても仔犬達は極幼い時期に母親から引き離されガラスケースや小さなケージに入れられて、多くの人の興味の目にさらされながら陳列されて販売されています。法律上、犬は物ですから、商品としては当たり前の事なのかもしれません・・・でも私には理解ができないことのひとつです。。。2006年6月からようやく幼い乳飲み子の販売を禁止されるようになりました。それでも子犬たちが良い環境で育てられているかと言う事は法的な規制はありません。生きるための最低限のことしか制定されておらず自主規制に任されています。


また年老いたり、病気にかかってしまったり、理不尽な飼い主の都合で手放されて安易に殺処分されている犬たちは毎日何千、何万頭と後をたちません。心無い人に虐待を受けたり、犬を飼う事自体に問題があっても買えてしまう現情は私にとって今も耐えがたい事なのです。多くの犬の命を救いたいと思っっていたのは、自分の犬と暮らし始めるずっと前からのことです。いざ、共に暮らす犬を捜す段になった私が何故可哀想な殺されてしまうかもしれない命を助けずに純血種を購入したのかには訳がありました。


シェルティーという犬種に惹かれたことは勿論ですが、レスキューと言う行為が自分にできる選択肢ではないのではないかと思ったからでした。多くの消されていく命を救い出すにも頭数に限界があります。そしてそれは私ごときの小さな力ではまだどうしようもないほど膨大になっています。多くのレスキューを手がけている方たちに本当に助けてもらえた子は幸せだと嬉しく思うのですが・・・私にはその時点で許容範囲があまりに少なすぎました。


犬たちが幸せに暮らしていく為にできる事のもう一つは飼う人と関わる事で仔犬の幸せをある程度は改善してあげられるという事です。自分自身が買った犬と共にどれほど内容の濃い生涯を送るか・・・そして同じように共鳴してくれる多くの仲間と出会う事ができるか・・・これもとても重要な事だと思います。犬の命と言うものに責任を持って付き合っていく人たちが増えてくれることに対して努力する事なら、私にも出来るのではないかと思いました。。。でも誰でもどんな人でも犬を飼っているからといってその人の世界に踏み込んでいいものではないでしょう・・・踏み込んで行く事が可能なのは自分に関わってくれる人たちからしか始まらないのです。


殺処分される犬たちは一昔前のようにMIXばかりではなく、純血種であるにもかかわらず、多くの犬たちが不幸な一生を終えているのです。これにはきっととても大きな問題があるのだろうと思っています。私はそれが飼う人にあるのではないかと考えました。大金を出して購入したはずのそれなりの犬たちでさえ、何故飼い主の元で天寿をまっとうできないのか?
手放す理由がいかに人間の勝手な都合によるもので、教育的にも『命の大切さ』を唱えている割には、命あるものに対しての責任感がどうしてついてこないのか?この事は大きな疑問となって今も膨らみ続けています。





幸か不幸か私は繁殖をする事で、産ませた仔犬たちの行く先(飼ってくださる飼い主さん)に自分さえ信念を持って係わり合いを持とうとさえすれば、産ませた仔犬たちの運命に関わっていける事を学びました。母犬が大変な思いをして産んでくれた大事な命を、可愛い盛りまで一生懸命良い子になるように育てた子犬を天寿をまっとうさせて、犬と共に幸せになろうとしてくださる人に託す事・・・これが生まれる仔犬たち全てにできる日が着たら、きっと悲しい現実はずっと少なくなるのではないかと思うのです。


そのために多くの労力と、努力を惜しむようになったら私自身は繁殖の世界に踏み込むべきではないと考えています。犬と暮らすには様々な考え方があるでしょう。どんな考え方も否定しようとは思いません。私の考え方が一番正しいなどとおこがましい事は考えていません・・・ただ私に出来るたった一つの事・・・産ませた命に責任を持って関わっていくことです・・・仔犬を産ませたら、誰か良い人に託せれば良いだけではないと思っています。人は何時どんな状況になるかわかりません。その人がどんなに努力しても解決できない事もでてくるでしょう。そんな時にできうる限り力になってあげられるかどうかではないかと思うのです。


育てていく上でのアドバイスも然り、何か会った時に親身になって相談に乗れる状態でありたいと思うのです。渡してしまったらそれっきりではなく、子犬を通じて良いお付き合いが始まり、その飼い主さんと共に渡した仔犬達に関わって行く事ができる事ほど、誕生するずっと前からその仔犬が産まれることに関わってきた者の、喜びなのではないかと思っています。私が産ませた仔犬達が決して不幸な環境に陥らないでいられるように、今までも、これからも素敵な人たちと出会っていきたいと思っています。


そして、飼い主さんから私の産ませた子達のことで望まれることがあるならばいつでもどんなことにでも協力していこうと思います。勿論、望まれないのにおせっかいはしませんが(笑)全ての生まれた仔犬にこうして関わって行く事が繁殖者には当たり前のことになる日がきたら、きっと理不尽な理由で失われなければならない命の数が減っていくだろうと思います。不幸な境遇にさらされる犬たちが少しでも減って、愛され慈しまれ人も犬も互いに幸せになれる日が来る事を願って、私のブリードはまだ続いていくのです。



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