MAGIC WORLD - RAINBOW BRIDGE
マジックスタイルメニュー
MAGICWORLDメニュー
カウンター
TOTAL
Today
Yesterday
..
チビタ 先天性水頭症?
HOME > 虹の橋トップ



小さい体ながら何とかがんばってくれている『チビタ』・・・未熟児で生まれ(70グラム)2週間たっても200グラムにしかならず、先日やっと可愛い目を開いた。ようやく250グラムである。一緒に生まれた女の子とは雲泥の差である。獣医さんにも何回か見せに行ったが心音がしっかりしているのでがんばってくれるでしょうと暖かい言葉をもらう。


もしかしたら水頭症じゃないでしょうか?という問いかけに『もしソウだったとしても出来るだけがんばってあげてください。今は少しでも成長させてあげることを一番と考えてあまり悲観しないように・・・』


そうだわ・・・私がしっかりしていなくて泣いててどうするの?犬は飼い主の悲しい顔を見たら不安になるというじゃない。チビタは見えてるか見えてないか解らないけれど体で感じてしまうはず。がんばれ!自分。


 チビタ 2002年7月17日没 
     2002年7月16日記述



なかなかチビタのことをかけないままだった。。。


忙しい中何時間か置きのミルク(自力では女の仔に邪魔されてうまく飲めない)と、体のマッサージと、おしっこやうんちが自力で出来ないのでお尻もマッサージしてあげるのはとても大変だが、なかなか肉がついてこなくて骨骨しい体を抱くたびに、人の手を介して助けてしまう事が罪なのではないかと考えるようになってしまう。


勿論この子は人手に渡す事はあるわけも無く当然我が家の一員になる仔であるが・・・
苦しくは無いのだろうかとかどこかが痛いのではないだろうかとか心配は尽きないのだ。
あまりに小さいから表現も出来ずにいるのではないかと、ガラス細工を触るようにそっと抱く毎日なのだ。
心配だったので獣医さんにも見せてみたが、哺乳意欲があるのでがんばってみてあげましょうよと応援してもらった。心臓はしっかりとしているし、時間がたてば小さいながらもきっとイイコに育ってくれますよという獣医さんの言葉は暗かった私の心を明るくしてくれた。


『生まれてくる子達は必ず何かの使命を背負って生まれてくる』これが私の犬に対する自論である。だから『チビタ』がたとえ短い命であったとしても、きっと私に何かを伝える為にうまれてきたのだと考えたい。
まるで生まれたばかりのような小さな体で『チビタ』はがんばっている。


それなのにこの2・3日、次々来る台風のせいか急激に暑くなってしまったせいか『チビタ』の生気がなくなっている。せっかく離乳食も食べられるようになって一安心していたのに・・・気圧の変化のせいなのか?湿気のせいなのか?・・・部屋の温度は25・6度で変わらないようにしてあるのに・・・


私は哺乳するたびに『がんばれ!チビタ、大きくなるんだよ!』と声をかけ体を優しくマッサージする。母親のチャーちゃんは壊れ物を扱うかのようにとても優しく『チビタ』を舐めておなかの中に巻き込んで暖めてくれる。一緒に生まれた女の子なんかまるで眼中に無いかのようだ。幸いシルバーダップルの仔と仲良くくっついて楽しそうに遊んでいるし、女の子にとっても大きさの変わらない兄弟ができた事は良かったのかもしれない。


願わくば・・・どんなに小さくても障害が残ったとしても、ママはがんばるから『チビタ』もがんばって生きて欲しいと思う。

    2002年7月17日記述


昨日やっとチビタのことを書いたのに(20日を過ぎたのでもう大丈夫だと安心したのに・・・)・・・


今朝は嫌な夢で目を覚ました。珍しく6時半くらいになんとおばあちゃんが死んでしまう夢で心臓がバクバクしたママ飛び起きてしまった。なんか嫌な予感がしてすぐにチビタを抱いたがその時は少し元気は無いけれどそういつもと変わらない感じだった。少し呼吸が荒いかな?というくらいだった。急いでミルクを造って飲ませようと戻った時に、チビタはもう息をしていなかった。


ホンの何分かの事だ。
『え?・・・』と思った瞬間目から涙が溢れ出し、息子たちの部屋へつながるインターフォンに向かって、『チビタが死んじゃった・・・』と泣き声で伝えると、いつもは起きて気もしない子達がのっそりと起きてきた。


上の子は『今まで良くがんばったよね。普通ならこんなに頑張れなかったんだから泣くなよ・・・』
下の子は困った顔をして何も言わなかった。


子供たちは男の子だからまさか朝から泣きはらした顔で学校にも行けないだろうし、悲しくても我慢できる年齢になったのだろう。私だけがこんな年になっても、逝ってしまうとわかっていていつもいつも気を張っていたのに、その時が来ると混乱し、泣き続ける・・・台風が去った後で、庭には綺麗な花が咲き乱れていたから一折づつ手折った花を『チビタ』の眠るはこの中に敷き詰めた。私のにおいのするハンカチに綺麗にくるみ、立ち上がるようになって初めて遊んだ小さなおもちゃを一緒に入れて天国の神様の所に送り届けた。


小さいから間違いなく愛ちゃんやヒカルの待つ場所にいけるかなと少し心配したりしながら、涙が溢れ出すのを止められない一日となってしまった・・・これからまだたぶん続くであろうブリーディングにまた一つ大きな課題を残していったチビタに感謝しながら答えなければならない大変さを痛感している・・・



バイバイチビタ。。。
君が頑張ったことは決して忘れないよ。
小さなダイアモンドのように綺麗に光っていたよ。
虹の橋でお兄ちゃん達と楽しく遊びながら
待っていてね。。。約束だよ。チビタ。



..
MAGIC WORLD | シェルティー子犬情報 | MAGIC STYLE | シェルティーワールド | 犬の勉強部屋 | 犬の病気と予防 | 犬の老後と介護
..
MAGICファミリー | ドッグスポーツ | 我家の犬たち | 虹の橋 | BOOKS | SHOP | HOME
Copyright © 1999-endress by MAGIC (Sheltie MAGIC). All rights reserved.
このHPの写真、内容、絵、素材などは無断転載、無断使用はお断りしています。必要な場合は必ずメールか掲示板にてご連絡ください。
予告なくページの内容が変わることがあります。尚このサイトには、独断と偏見によって書かれている部分も多々ありますがご了承のうえご覧ください。