ジャイアン、退院しました、が…。

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ジャイアンの病気は「胆嚢粘液嚢腫」だそうで、入院し点滴治療を続けていただいたおかげで少しだけでていた黄疸も消え、リンパ腫の様子もなく肝臓の数値も白血球も下がってきました。先生はもう少し回復してからと考えていたようですが、何せ小心者のジャイアンですから、元気を取り戻してきた結果、僕はこんな所にはいたくないという意思表示が顕著になり、そろそろ限界のようですとのことで退院の許可が下りました。

私の姿を見てもちょっと疑っているかのような、すげない態度なのは診察台に載せたからでしょうかね…。

ダックスってそういうところあるんだよなぁ~、うちの子たちだけかもしれないけど、とくにミミちゃん系たちはね。メグの子たちは何をされてもお母さん命ですっていうタイプなのに、ミミも、ミミの子も、ミミの孫もみ~んな、上目づかいで、嫌な事したから恨んでやる~とか言うんだ。すぐに甘ったれに戻るんだけど、最初がね…。

ですからジャイアンも当然、お!お母さん迎えに来てくれたんだ!と一瞬喜んだけど、診察台に載せたらたちまちブルー。話が終わって下におろしても、抱っこしてくれ~とかも言わずにできるだけ目を合わさないようにしたりして、寂しかったな。

病院内では散歩に連れ出してもらってもうちの人じゃない人と一緒に歩きながら排泄はできないタイプだから、多分かなり我慢していただろうからとしばらく道路にいてみたけど、車だけは早く早く載せてくださいと言うので載せて走り出した途端に後ろの席で大量に脱糞…。

馬鹿者…。

神妙な顔をしてへらへらと尻尾を振ってくれるけど、笑えないです。だからさっきピーピーしてねってあんなにいったのに…(T_T) うちに着いたらまた大洗濯だよ。

ジャイアンさん、家について部屋に入るとみんなの大歓迎を受けて、大急ぎで水飲みに顔を突っ込んでガブガブと水を飲み、トイレに走りこんで大量に排尿。庭に出してあげたら草の匂いを嗅ぎ一回りゆっくりと歩いて私のほうを振り向いて、にこりと嬉しそうな笑顔を見せた。

ジャイアンの嬉しそうな顔見たらなんかほろりとしてしまった。やっぱりジャイアンはうちにいるのが幸せなんだな、ホッとできるんだなって思った。

病気は治らないそうだ。肝臓がかなりダメージ食らってるみたいで数字は相変わらずよくない。本当は胆嚢を切除してしまうのが一番理想的な解決方法なのだそうだ。でも、今のところ破裂したり漏れ出したりしていないので、私が良く言う「生きる・死ぬの瀬戸際なら・・・」にはまだ治療に反応しているようなので時間があるという。

破裂が先か寿命が先か…。それを考えると切除が最善のようにも思えるけれど、年齢と体力と麻酔をかけたことによる肝臓へのダメージと、今までに手術してきた子たちの余命を考えた時、まだ考える余地はあるかなと思う。

思いのほか元気なジャイアンなので焦っていた気持ちに余裕ができたのかもしれないけれど。。。

問題は思わぬところで発生した。処方食を一粒たりとも受け付けない。薬を吐きだした。肉とかに包んでも器用に薬だけを出してしまう。無理やり飲ませたら涎ダラダラで吐きそうな顔をずっとしている。

結局数時間あれだこれだとやってみたけど、以前食べていたナチュラルハーベストのメンテナンススモールを食べた。食べないよりは食べたほうがいいんだろうけど、処方食食べてほしいんだけどね。(T_T)

ちょっとずつ混ぜてごまかせないかなぁ~。頑固だからなぁ~。明日も拒否するようだったらご飯のときだけケージに入ってもらうしかないな。後はどうやって薬をのませるか。やっぱり『カプセル』買って来ないと駄目かもね。(T_T)

犬は鼻が良いからこういうときが困るんだ。ましてや脂肪分駄目だからごまかしが一番効くチーズが使えない。もう明日考えよう。。。今日は帰って来れたことを喜んであげなくちゃ。

お帰りジャイアン!

 

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