2015年を振り返って…。

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あっという間に2015年が過ぎ去ろうとしています。今年もいろんな事がありました。12月13日夜8時50分、二番目の孫が産まれました。ママが入院中、パパの帰宅時まで初孫の瞬との生活は楽しい時間でした。でも自分は年を取ったなぁと感じる部分も多かったかも。。。

ミミが17歳の誕生日を超えて元気にしています…と書きたいところだけれど、12月に入ってからすぐに体調を崩しています。やっぱり17歳という年齢は大きな壁であって、元々変形性関節炎と闘う毎日のミミが10日から自力歩行ができなくなりついに介護用のおむつを付けるようになりました。ご飯を受け付けなくなった日にはもう駄目かと不安になりましたが、胃酸を抑える薬と抗生剤の投与と共に、ベッドに入れて毛布でくるみ全身のマッサージを続けていくうち少しづつ回復し、消化器サポートの缶詰なら呑み込めるようになりました。
長期戦になるつもりで日々を送る中、少しづつ食欲も出て鶏のスープならよく飲め、良い時は缶詰をひと缶くらい食べられるようになりました。今日は今まで食べていたドッグフードも少し口にでき、よたよたとですが動けるようにもなりました。ミミの生命力の強さには脱帽です。ただ、まだ夜中に何回か起きて様子を見ないと不安な部分もあり、たまに夜泣きもあるのでそのたびに体をさすって寝かしつけるのが日課となりました。
31日の今日、ミミはだいぶ復活しました。ご飯もだいぶ食べられるようになり、自力で少しだけですが動けるようにもなっています。驚異的なパワーに脱帽しています。

キナコのヘルニアと避妊手術・チョコの避妊手術、歯のスケーリング・梅の乳腺腫瘍と避妊手術を終えました。梅は抜糸前日に傷口を噛んでしまったのでまた縫う羽目になるというハプニング付き。今年中にはちゃんと抜糸できるでしょうがあと1週間ほど我慢です。ちょっとした油断で犬に迷惑をかけてしまいました(T_T)

年初めに、今年はファミリーとオフ会を沢山しよう!とかパパと犬連れの旅行に行こう!とか考えていたけれど、オフ会は4月に一度行っただけとなりました。

4月末からファミリーの犬たちや知り合いの犬たちが次々天使になっていくという悲しい年になった2015年。ブリーディングを始めてから19年目。お渡しした犬たちも相応の年齢になってきた証拠でしょうか。
あの子にもこの子にもたくさんの想い出がありました。お渡しするまでの彼らの可愛らしい一挙一動はこれからも私の中から消えることは有りません。大きくなっていく様を見せてくれた飼い主さんたち、色んなことを教えて素晴らしい相棒としてくれた飼い主さんたち、沢山の愛情で包んで育ててくれたことに感謝の気持ちでいっぱいになります。

今年お別れした子たち

1月・・・タケゾウ君 大きな大きなバーニーズの男の子。優しい心を持った優雅な子でした。梅ちゃんを先生と仰ぎ、子犬の頃からずっと通って来てくれて、飼い主さんのお仕事の時には弟と一緒にお泊りしてくれていました。もうあの大きな体を触ることができないことがとても寂しいです。

6月・・・グレース 4月に元気ですよと連絡をもらったばかりだったのに突然のお別れでした。グレースは我が家で産まれた犬で初めて飼い主さんと共に飛行機でお嫁入りした仔でした。最初にアジリティーを始めた仔でアジも訓練もチャンピオンにしていただきました。。。とても聡明に育てていただき、実家である我が家でも自慢の子でした。沢山の素晴らしい写真は宝物として保存しています。

なつ ・グレースと同じ日に天使になりました。なつは4姉妹の末っ子でした。嫁いだ後、ダックスの伊予とひまわりも一緒に暮らすことになり幸せだったと思います。8月にはひまわりも後を追うように天使になりました。ひまわりはメグに似て小さくてかわいい子でした。ひまわりを手放した後とても寂しくて我が家にはひまわりにそっくりなチョコが残りました。

7月 白 白はダッシュの後を継いでフリスビーで大活躍した仔です。彼の病気の知らせを聞いた時、頭を殴られたように衝撃を受けました。何もできないけれど何かできることは無いかずいぶん悩みました。相談に乗ってあげることくらいしかできなかったけれど、最後まで大切にしてもらいどれほどの愛で包まれた人生であったか、私が一番知っています。白は天使になってしまったけれど、私と飼い主さんとの間を繋ぎなおしてくれた素晴らしい犬です。あのダイナミックな姿を今も動画を残していただいているので眺めては涙します。。。NORIさんから許可をいただきましたので、後日、白の動画やアルバムを紹介していこうと思います。

レオンとルナ。まるで先に逝ったレオンを追いかけるようにルナも十日後に天使になりました。残されたご家族の悲しみは想像を絶するものだったと思います。ショーには出さないけれど、お利口さんだっていう証明を残したいからと自力で訓練試験にチャレンジし、見事二人ともCD2に合格しました。理想的な家庭犬として育てられ、今も川崎市の動物愛護のイベントなどで彼らのお散歩の様子などが放映されることがあります。人の言葉をこれほど理解するように育てられた犬は数少ないと思っています。二人一緒だからきっとあちらで楽しくやっていると思います。

8月 ジーク ジークはデイジーとダッシュの仔で穏やかな大柄の子でした。なかなか会う機会は有りませんでしたが、今回を逃したらもう合わせられないかもしれないと4月のオフ会に連れてきてくださって優雅なジークに逢うことができました。デージーを思い出させる穏やかな表情と見事な毛量に惚れ惚れしながら、どうかもう少しだけ頑張るんだよと言い聞かせました。それから4か月…良く頑張りました。

9月 ターボ 彼はダッシュの初孫で、関西でその血を繋ぎ、彼の子孫たちはアジリティーの世界で花開いています。ドッグスポーツに優れた資質が繋げてもらえたことは非常に感慨深く、彼らの血が今後も続くことを願っています。

10月 ガンガン ツーカの弟分として迎え入れられた大きなブルーマールのガンガン。我が家の犬たちとは血が繋がってはいないけれど、小さいころからツーカと共にオフ会やセミナーなどに遊びに来てくれました。ツーカが亡くなったのち、プラスの息子、ライ&フウを弟として良い兄貴ぶりを発揮してくれていましたが、突然の病魔との戦いに敗れ天使になりました。立派な体格で存在感の大きな子でした。

11月 アム アムはデイジーとダッシュの仔です。会う機会は有りませんでしたが、毎年欠かさず年賀状をいただき、元気にしている様子を知らせていただいて感謝しています。またアムのような仔をと言っていただき嬉しく思っています。

12月 フィオ 久しぶりの電話にフィオが危篤状態と聞かされて大きな衝撃を受けたのは数か月前の事です。それからフィオは本当に良く頑張りました。我が家でも経験のある病気でしたからその辛さはよく心得ているつもりですが、フィオ自身が一番体が辛かっただろうと思います。亡くなる前日まで一人で歩いたりご飯を食べたりできていたと聞き、その頑張りに、10歳前の旅立ちがあまりにも儚く辛く感じました。フィオは産まれた時から母のミルキィーと共に暮らすことができ、幸せな犬だったと思っています。

我が家の大きな存在であったサンダーも病魔に敗れ、9月30日に天国に旅立ちました。11歳と1か月14日でした。サンダーの事はまだ辛くて色々書けません。このブログにいくつか下書きとして残してあるものを整理したら来年には公開しようと思います。サンダーが逝った日から腑抜けになってしまった私を新しい子たち、ナビやエースが支えてくれる日が来るでしょう。またこれから、クゥちゃん・ハニー・ソルトがもうじきママになります。新しい命と共に新しい年を迎え、新しい一歩を踏み出したいと思っています。

皆様には大変ご心配をおかけし、ブログも停滞気味のまま2015年を過ごしてしまった事をお詫び申し上げます。facebookでは日々チマチマと書き込みをしたり写真をアップしたりしておりますので、よろしかったらぜひ「Ayako Hishida」に「友達申請」していただければと思います。
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では皆様よいお年をお迎えください。

 

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コメント

  1. 石松幸子 より:

    いつも日記やfacebookを拝見させて頂いてます。
    2015は、本当にいろいろありました…。
    でも、時が流れて行くことはとめられず…。
    新しい年に希望を持って生きるしかないんだ…と思い過ごす毎日です。
    今年、一年が良きことの多い時を過ごせますように、心から願います。
    菱田様もお身体を大切に、御自愛下さいませ。

    • MAGIC より:

      ありがとうございます(^^)v 時間の流れは止めてしまいたい時もあれば、流れてくれたことを感謝するときもあり、石松さまのおっしゃるとおり「新しい一年に希望を持って生きるしかない」その通りだと思います。
      今年は年寄りのダックスたちの健康管理を充分にできるよう努力し、また若い子たちの育成にもまじめに取り組み、彼らを輝かせることを目標にしていきたいと思っています。
      今後も応援をよろしくお願いいたします