期待の星?

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ファンタ様以来、久しく子犬を見てもらいたいという衝動に駆られずに来たけど、今回は交配してくれたケンチェリーさんとM先生にクゥとLu君の子犬達を見てもらいに連れて行った。生後40日。

犬の見方は色々あるけれど、ポイントっていくつかあるって思う。自分で毎日触って動きを見ていく中でその犬その犬の特徴が見え、バランスとか性別らしさとか骨格構成とか顔のつくり・サイズとかでショーとか出せそうかな?って判断する。犬種基準を考える時、家庭犬のように柄の美しさとかは正直なところ関係ない。フルカラーであるかないかとか、ボディーの柄が綺麗かどうかは基準に入っていないから。。。
でもまぁ個人的に、綺麗な犬とまぁまぁな犬だったら綺麗な方が好みなのは当たり前だけど。

3匹の中で顔と構成が良いなって感じていたトライの子は前足の角度が特に気に入っている。ミールみたいに深い。男の子だから若干サイズに不安が残るけどたぶん一番いい子かな。M先生が一番最初に抱きあげた。

ブルーの子のほうが若干サイズは小さい感じ。ボディも悪くはない。なにより私は色的な部分で気に入っている。何せ白が少ない貴重なブルーマール。母犬になるトライの子に白が多い時(うちのエコーとかカリンとかみたいな太ももにバッチリ白が入るタイプ)カラーヘッドやミスカラーを出さないためにはこの子みたいな雄が必要だ。でもうちでは血が近すぎる…何世代かずらさないと(T_T)
そして本日の本命のお嬢さん。すでに残す気満々なのがバレバレなので、丁寧に見てくれて「いいんじゃないか」の一言で終わった。つまりは成長過程での変化次第って感じなんだろう。今までの育ち加減からはそのまんまふわっと大きくなってるのでたぶん良い感じになるという予測。女の子らしくていい顔だって。男の子2頭の兄弟との中で妙に明るく物怖じしない子に育った。一番強い。抱き上げてぶら下げられているのに尻尾降る所はポメみたいだって思って見たり(苦笑)

60日になるまで手元にいるなら3頭とももう一度見せに来いと言われたので一安心。見る価値はあるかもっていう意味だと勝手に解釈したからね。(^^ゞお前にしては良い子ができたなっていうのはかなりの褒め言葉と受け取りましたわ。

午後、ケンチェリーさんの所ではあんた誰よと吠えられて縮みあがっていた3人。時間が立つにつれ平気になっていった。この子がここが良い感じでこっちの子はココが良い感じでと話す中全部残したいと本音をいうと、「欲張りなさんな」とたしなめられ(苦笑)

そうなんだよね…。一度に何頭も残して様子を見るとかは早々できることじゃない。特にショーに出そうとか思うなら手間暇かけなきゃ出られる子も出られなくなってしまう。

かといってうちに置けないからショーに出してくれる人がいいという条件にする気は毛頭ない。自分なりの子犬に対するポリシーだから。家庭犬として育てるうちに犬質が安定し出せそうな子ならチャレンジしてくれたら嬉しいけど。

私にとっては奇跡のようにまさかこんな子が産まれるとは思わずに授かった綺麗なブルーマールの女の子。岩清水さんからマリンを貰い受け、楽しい時間を何年間も続けることができた記憶は、いつか自分の手でマリンを超える犬を産ませて育てたいという夢があったことを思い出す。
ケンチェリーさんにも会うたびに、「あなた以前はとっても輝いていたわよ、なんでショーをやらないの?」と聞かれるたびに、「これぞっていう犬が産まれないんです、マリンを超える犬だって思えなきゃ出すのが嫌なんです。」と答えて逃げてた(^^ゞケンチェリーさんが交配させてくれたおかげで授かったチビッ子。

まだまだ、本当にマリンを超える犬になるのかはわからないけれど、ケンチェリーさんにも、M先生にも【ダメダシ】を食らわなかったので期待の星っていう事にしておこうと思う。(^^ゞ

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