すっかり書きそびれた初出陳の話…。

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ゴールデンウィーク中、5月3日クラブ展の開催、次の日5月4日にはマリンとギャバンの部会展でのショーデビュー。。。

と言っても血統書が出来上がって来なさそうだったのでギリギリまで出す気なく練習もかなりテキト~な状態で、とりあえずテーブルくらいは乗れるけど、外は怖いって言うから胴輪の散歩ばっかり。ショーリードなんかつけて歩いたことない犬を、こともあろうに部会展に出す何って、なんと怖いもの知らず…(苦笑)

幸いなことに人を怖がったりはしないので何とかなるさとお気楽に出場してみた。

案の定赤っ恥書いただけ…。でも、なんかこれで度胸が付いたかも。何せ真面目にショーに出そうと思ったのはファンタ以来だし、ファンタの時はショーマナー入れることに集中しすぎて人や初めての物に対応する準備不足の結果、ショーを断念した苦い思い出がある。

やっちまった失敗は繰り返すのはNG。此処でマリンがファンタと同じになってしまったら失敗から何も学んでないし、進歩が無いわけだ。諸先輩方にチンタラやってるんじゃないわよと叱咤激励を受けながらまさかの胴輪散歩ですとは言えないまま見せに来いと言われてもニヤニヤ笑ってごまかし続け、ついにお披露目の部会展の日が来てしまった。

早朝出発で子犬を二階から下ろすには騒ぎになると判断し、前日は夜から下の部屋におろしたが、この兄妹、何を勘違いしたのか遠足気分で夜中に騒ぎまくって寝る気配なし。。。ハンドリングする自分もお弁当作ろうとか柄にもないことやり始めて結局クラブ展の日から二日連荘で徹夜と相成った。

寝てないチームがいい結果を出せるか???そりゃ出せるわけがない。ましてやショーリードのみにされたチビッ子どもが初めての場所で見知らぬ犬や人がワイワイといる中、スーツ姿の御人に触られ、果たして平常心で歩くとは思えない。

ああだこうだと練習するもあっという間に出陳の順番が来た。

最初は男の子組。ギャバンはとりあえずいやだいやだと言いながらなんとか歩く。相手はすたこら良い感じでトロット踏んでるしムクムクの良い感じの子だった。
早く終わってくれという願いがぐるぐる駆け巡る、血統証が間に合ったからと出陳は無謀だったと頭から湯気が出そうだった。

次はマリン。すでにテンパった私は相手の事なんか見る余裕はない。最初のラウンドは思いのほかすたすたと歩いたのでちょっとだけ欲が出た。なんでイケるかもとか思うのか…先代のマリンの初出陳はパピークラスの最後だった。十分な馴致を終えて、海や川やキャンプを楽しみ、小学生だった息子たちの友人とサッカーをして遊べる子に育てた後だった。今のマリンは4か月と1日。ようやく外の世界になれ始めたばっかりだ。学ぶべきことは山のようにあって、まだ何も攻略できていないって言うのに、「イケるかも」って思ってしまう。

で・・・欲でガチガチになったハンドラーからリードを通して「緊張」が伝わる。

テーブル審査を終えて歩かせようと思ってももう動かない。仔犬に無理強いした姿久し振りに見ましたよと後で友人からささやかれ冷や汗が出る。審査員は非常に寛大で、子犬だから仕方がないよとばかりに長い時間かけて待ってくれたが、普段の元気いっぱいなマリンのかけらも見せられずに終わってしまった。

騙しだまし、何とかショーは終わった。「シー・イズ・ビューティフル・パピー!」と審査員がにこやかに握手をしてくださってリボンをくださった時、顔から火が出そうだった。

ベビークラスが終わればマリンもギャバンも用事はない。徐々にいつもの調子が出始めてキャンキャンと騒ぎ始める。サークルは嫌だと飛びついたり、普通の子犬に戻った。美味しいものなんかもらってちょっとは楽しかったんだろうか?

私のほうは先輩方に「やっぱりやっていなかったわね!!!」とおしかりを受け、へらへらしならが次回は秋にと逃げてきた。

今年の夏を過ぎて秋に成長した姿を見せられたらなぁ~とか想像しつつ、まだ「おいで」しか教えてないなぁと反省の日になってしまった。とりあえず、お立ち台には乗れたし、ガラスの盾ももらえたので今回はよしとしようと思う。(^^ゞ

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