良い年になりますように。。。

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12月に入ったと思ったらあっという間にもう27日。年末じゃん!大掃除もろくにできていないよ~、とりあえず具合の悪い子がいないだけいいか、今年は絶対、年賀状をファミリーの皆さんに送らないとね。。。

というわけで、たぶん?今年最後のブログ。これから年賀状作るし(苦笑)

今年も色々あったけど、悲しい事ばかりじゃなくて嬉しいこともあったよ。。。

数名の飼い主さんの役にたてたことが一番だった。何せ嫁がせた子たちもどんどん高齢になってきている。具合が悪くなっていることを知らないまま悲しい知らせが届くことも多くなった。そんな中…。

久々の相談連絡で、状況を聞く限りなんか変だなという違和感が大きく、申し訳ないがそちらのかかりつけの診断に疑問があるので指定した病院で診てもらうように勧めて九死に一生を得たこと。

あのままだったら年を越せなかったかもしれないモノね…。

犬は確かに年を取れば元気が無くなったり、食欲が落ちたり、毛づやが悪くなったり、耳が遠くなったり、目が見えにくくなったりなどなど、色々な症状を見せることもある。

相談するほどの事でもないかなぁ~とか、ずっと連絡していないから敷居が高いなぁ~とか・・・。でも、遠慮なく犬のことならいつでも連絡して欲しい私なのですよ。。。何ができるわけではないことのほうが多いかもしれないけど。。。

健全な老化はフォローさえ正しければ人間と変わることは無い。病気を抱えていない犬は高齢でもとても美しい。

けいれん発作とか、眼振とか、足腰が立たないとか、毛の艶が無くなったとか、生え変わりが無くなったとか、ふとすれば老化によるものと思いがちになったまま、何の手だても打たずにいたり、まったく別の病気と勘違いされたりして意味の無い治療を受けていたりなどなど、本来なら治療可能だったり延命可能なものを予後不良にしてしまうことは少なくないのが現実だ。
やっぱり人と同じくセカンドオピニオンが必要だと思う。もっともそのセカンドが優秀でなければ意味をなさないけれど…。獣医さんの選び方はとても大切だ。愛犬の命を預けるのだから・・・。

元の病気と全く関係の無い投薬をまことしやかに信じ込み飲ませ続けた飼い主が、実は全く違う病気でその現象が起きていると知った時どんなに悔しく居たたまれない気持ちになるか・・・。手遅れでなかったことがせめてもの幸いだ。今は正しい治療を受ける事が出来、何とか持ち直した。正しい治療は犬の体を回復させる、当たり前の事だけど…。

犬を飼う人の多くは、相手が犬だから、犬の病気についてよく解らないと思い込む。自分が人間であるので、人間の病気について多少なりとも「家庭の医学」などを参考にすることもあろうが、犬の場合にそれをしないことも多々あることは解せないものの一つだ。ちょっとだけ自己防衛の意味を持つためにもたまには犬の老化現象や病気について少しだけ勉強してもらいたいなぁと思う。。。

昔も今も、ファミリーだけではなく、相談を受けることがたまにあるけど、アドバイスしたことでその子の命が助かることが一番うれしい。獣医さんとの付き合い方は人それぞれ、どこまで話を通せるか聞いてもらえるか、そんなところも大事な部分。大事な愛犬を常時観察しているのは自分自身だという絶対の自信を持って、犬の状態を伝えてほしいし、獣医さんは目の前にいる今の状況を見て判断し、検査等も行うのだから、お任せでは駄目だ。。。良い獣医さんは飼い主が疑問をぶつければそれが途方もなく難しい事でなければきっと即答してくれるだろう。

繁殖者がその犬種のエキスパートであれば、きっと飼い主たちの助けになってくれる。20年後にはブリーダーという職業は無くなるだろうと言われているらしいけれど、犬のすべてについて多くを網羅できるならばそんな未来は無いと信じている。

犬の体について、精神について、老化や病気について、人と共に生きるための犬の育て方を正しく学び、飼う人たちに正しく伝えられる若い繁殖者たちが育つことを期待している。
あんな犬なら一緒に暮らしてみたいと思われる犬たちがたくさん出現してくれることを期待して、2017年が素晴らしい年となりますように…。

というわけで?
皆様良い年をお迎えくださいませ!(^^)v

 

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