牛乳石鹸のネットCM・・・。

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今朝モーニングショーでネットで配信されている牛乳石鹸のネットCM(与えるもの編)が賛否両論で炎上中だそうだ。一度見てみるといいかも…。

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CMの内容の意味が解らないとか、悪い父親像としてとらえられて不快感がある、洗い流したいのは何なのだ?という物と、お父さんの気持ちが解ると、真っ二つに分かれているらしい。

コメンテーターの意見は男女に別れ、女性陣は子供の誕生日にケーキを買ってきてと頼まれたのに部下を誘って飲んで帰って来るとは何事か…、男がゴミ出しさせられて何が悪いと…。
男性陣は言葉を濁しつつも、微妙に共感できたり、否定する意味が解らない云々…。

CMは商品を認知させ、販売に役立たせるものとして登場したけど、人の心をハッとさせたり、感動させたり、または時代を考えさせたりもするものだ。TVやラジオと言う媒体で流されていたものとは違い、インターネットを通じて多くの視聴者からの直な意見が発信され、閲覧回数に大きく反映もする時代になった今、見てもらうためにきわどい話題性をはらむ物も多い。。。

でも、ネットを通じた意見そのものは、PCやスマホ等を活用でき、ネットで閲覧可能な一部の人の物であって、年代にも大きく左右されるのだと感じている。

現代の父親像について、一昔前の子育て世代だった私たちのような50・60・70代はあのCMを見て共感する人のほうが多いのではないかと感じる。自分の伴侶が部下が上司から叱責されたのを見たら、きっと同じように励ますために飲みに誘ったりしたことを思い出すからだ。それが子供の誕生日だったとしても・・・。

実際、精神的に追い込まれて色々あった人のことなどもあったし、事の重要性の順位づけに何が人間として重要なのか今の時代ならなおさらと思う。そういう部分に置いては自分の伴侶の優しさには頭が下がる。

今は女性も男性同様重要な仕事をすることが当たり前だ。家庭に収まり、家族の面倒を見て家事をこなし、一家の長をサポートして生きる女性は少ないのかもしれない。でも、お互いの思いやりを持って暮らさなければ、子供にいい影響は与えられるはずも無い。疲れているのはお互い様だから・・・。

それぞれの家庭で、それぞれのルールがあり、それそれが家族と関わっていく。思いやりとか、お互い様とか、相手を許す心を育てていかなければ未来が明るくはならないと思う。家族だから、伴侶だから、子供だから、親だから、兄弟だから、親友だから、何を言っても何をやらせても良いわけじゃない。

CMの中の父親は、その日あった色々な矛盾に満ちた物事を、風呂に入ってすべて洗い流しながら今日の自分を振り返る。自分が父親から与えられたものを子供にも与えられているだろうかと考えながら風呂から上がる。そして、夜遅くまで待っていてくれた子どもと向き合い、ケーキとプレゼントで産まれて来てくれたこの日を祝った。

CMを見て私自身が感じたことは、父親像の違和感ではなく、母親の独善的な態度だった。息子に話すと、「あなたの脳は男脳だからですよ。」とさらりと言われる。

男脳ねぇ…。そうかもしれない(苦笑)だって、次の日も父親がゴミを出したところを見て、ここが母親だったら超良かったのになって思うくらいだもの…。(^^ゞ

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