パフィー再び病院へ…。

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パフィー、肥満細胞腫が発見され、最後の望みのイマニチブの効果が出て腫瘍が小さくなったのに、肥満細胞腫ではない胸の腫瘍が突然熱を持った。熱のせいかパフィーの顔は人のおたふくかぜのように両頬が垂れ下がったようになり慌てて病院へ連れて行く。まさかイマニチブの副作用が出たとかじゃないだろうか?確か白血球数の減少とか血小板の減少とか書いてあったような…。

内部に感染が起きているようで、白血球数が高く、肥満細胞腫のために使っていたステロイドもすでに切る寸前まで落ちたのになぜ感染が起きたのか解らないまま熱もあるので抗生剤を追加投与することになった。犬にはイマニチブの副作用はほとんど見られないからそれではないという見解。

それが土曜日の事・・・。

投薬を開始してすぐに効果は表れて、可笑しな形相はいつもの可愛いパフィーの顔に戻る。若干胸の腫れも引いたかのように思ったのは数日の間だけだった。

水曜日の夜、夜ご飯の後に投薬するもなんか様子がおかしく、息が荒い。エアコンをかなり低い温度に設定して掛けていてもぶり返した猛暑のせいか数日前のように室温があまり下がっている感覚がないし、モコモコのパフィーでは仕方がないかなと思いながら、毛をめくった途端絶句してしまった。

盛り上がった部分が真黒に…。

頭の中がぐるぐるする。皮膚の下が何かにぶつけたかのように真黒に見える。明らかに内出血だ。クリスとかレインとか・・・DICの文字が頭をよぎる。慌てふためいて夜中に病院へ駆け込んでもできることは何があるだろうか?血小板が落ちていたら他からも出血が始まる。レインがそうだったように…。

頼みの綱の先生には連絡が取れず、眠れない夜が明けた。

朝一で家を出たのに車は渋滞に巻き込まれ、病院へ着いたのは10時近かった。留守電に症状等を録音してあるから先生は事情を知っている。すぐに診察するもまさかの答えだった。

皮膚血管腫瘍だろうと…。病院には皮膚科の専門の先生もいて一緒に見てくれた。DICかどうかは血液を調べないと解らない。でも針を刺して出血が止まらなくなったら・・・上半身はすでに怪しく、ここならまだ行けるか?と後足から血を取った。

結果は極度な貧血、微妙な白血球数(投薬で下がった模様)血小板には問題なし。イマニチブの副作用はほぼなし。考えられるのは元の良性腫瘍?が変化した?もしくはその部分に血管肉腫ができた?

何がどうしてそうなったのかはもうどうでもよかった…。今できるのはステロイドを増やすこと、出血しているだろう腫瘍がはじけないように祈ることくらいか…。

ステロイドを使っているからまだまだ食欲は旺盛。それだけが救い。。。薬も喜んで食べてくれるし…。

胸を掻かないようにああしたらこうしたらと家に戻って有るものでいろいろやってみたけど上手く行かない。気のせいかまた大きくなったように見えてくる。首のほうまで黒っぽくなってしまった。

三角巾やら大判のガーゼやらネット包帯やらいろいろ買い込んだ。あまりうまくいかず、応急的に三角筋を切ったり穴をあけたりして大きな前掛けのようにしてパフィーの胸を覆うようにしてみた。何か余計なお世話的な顔をしてドンヨリするパフィーにせめて出血した時の予防的措置だから後でなんか考えるから今は我慢してねとお願いする。

パフィーはまだ11歳なのになんでこんな物ができてしまうんだろう…。最近みんな長生きじゃなくなった気がする。何がマリンやダッシュ・エリーやサムたちと違うのか…。

可愛い可愛いパフィーが、この先苦しい思いをしませんように…そんなことしか今は思いつかなくなっている…。

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