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2017.10.20

パフィーが天使になりました。。。

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6月に肥満細胞腫が発覚してから闘病生活が始まったパフィーは、10月18日午後6時55分、11歳7か月4日の生涯を閉じました。彼女が亡くなった原因は肥満細胞腫ではありませんでしたが、3つの腫瘍を抱える中、肝臓を傷めた結果だったろうと推測しています。数週間の間ほとんど食事らしい食事を取れずに衰弱し、嘔吐と下痢に悩まされ、黄疸と貧血で苦しい時間が過ぎました。
獣医さんのバックアップの元、イマニチブ、ステロイド、抗生剤、胃の保護剤、下痢止め等投薬を続けましたが、食事がとれないパフィーに薬のみを与える事への大きな疑問を持ち、9月末には覚悟を決めなければならない事態にまでなり投薬もステロイドと胃の保護剤のみに減らしました。

9月の終わり、もう駄目かと思った数日後から、パフィーは再び今までの3分の1ほどの量でしたが食事を取るようになりました。あれもこれもいりませんと顔を背け、無理やり給仕すると嘔吐・下痢をする毎日からは考えられないほど、にこやかにおいしそうに少しづつですがいろんなものを食べてくれました。このまま少しづつ回復するのではないかと錯覚するくらい元気も戻りました。

しかし喜びもつかの間、10月10日を境にぴたりと受け付けなくなり、今までにも増して下痢が酷くなりました。排尿してもまっ黄色な尿に変わり、横になっている時間が大半の毎日になりました。

15日の夜になると今まで吠えて人を呼ぶことなどほとんどなかったパフィーが私の姿が見えなくなると「ひゃんひゃん」という悲しげな声を出して傍にいてくれというようになりました。今までの経験で、具合の悪くなった子が、寝ているはずなのに傍から離れると私を呼ぶようになった数日後お別れが来るので、もう頑張れないのだと解りました。

それでもパフィーは食事の時間には自力で台所に歩いてきてテーブルの下に陣取って横になります。
日に3回、何とか自力で立って歩けるパフィーに、何をあげてももういらないと顔を背けるのが解っていても、これはたべない?そうかいやか、じゃぁこれは?とみんながかわるがわる食べ物を差し出します。

16日の日、夕飯時に息子が差し出したお豆腐を美味しそうに食べました。1丁の半分も食べて、もしかしたら不安な思いは間違いで、先月の終わりの様にまた戻るんではないかと期待してしまうほど食べました。それがパフィーが食べた最後の食べ物でした。

パフィーは本当はうちの子として残す予定ではなく、欲しいという方が決まっていた子です。ただ余りにもギャルギャル唸り、初めて飼う人には難しい子なのではないかと思い、エリーが産んだ子と変えていただき我が家に残りました。

しかし、育てていくうちに気が強く攻撃的なのではなく、自分の意思を相手に伝える手段が唸ることだったということが解り、嫌な事さえされなければ唸ることも無く、彼女を守り、断り方を教えれば問題が消え、愛らしい素直な子になりました。

女帝メロディーの娘として母親に溺愛され、美しい姿に息子の寵愛を受け、モコモコのパフィーは成長していきました。当時陽性強化の方法論を学んでいた息子のパートナーとしてたくさんの事を学んだ犬でした。我が家の流儀に反する行動が目立ち始めた頃、学ばせる内容を変えていきましたが、私たちに犬の教育について多くの問題を投げかけてくれた犬でもありました。

パフィーが我が家に残ったことで現在の子犬達が産まれてくる基礎ができました。マズルに白が入った美しいブルーマールの子たちはパフィーからの遺伝だと思うことが良くあります。パフィーが産んだブルーの女の子はミシェルと紗璃の2頭だけでした。我が家にはトライの女の子だけが残りました。それは当時は思いつかなかったけれど、ファンタの子のプラスを残すための準備だったように思います。

マオ・エコー・カリン・レディの母犬となった彼女はメロディー亡きあと群れの女王となりました。非常に聡明で群れの秩序を守らせることに長けていて、誰もパフィーに逆らうようなことは無く、ダッシュの面影を彷彿させる子でした。

我が家の場合、自分の産んだ子の数が(一緒に暮らしてる数が) 多いほど群れの中での順位は高くなります。パフィーはメスの中で最上位の子でした。娘を4頭も従えて暮らせる母犬は数少ないものです。いつもベッドの上の高い位置からみんなを見下ろして眺めているような犬でした。

息子が大好きで、ご飯よりも大好きで、散歩よりも大好きで…。彼に撫ぜられながら生涯を閉じたパフィーは、少し短い生涯だったけれどきっと幸せだったと思います。大きな百合の花と、黄色と白の菊の花に囲まれて永い眠りにつきました。

美しい、可愛い、綺麗なパフィー。仲良しだったファンタもサンダーも、いつも何かと真似をしていたダッシュも、唯一怖かったママのメロディーも、みんないるから寂しくはないよね。

お母さんがアスカの時のようにショックを受けないように、ずいぶん頑張ってくれたね。おかげで、ボロボロにならずにしっかりパフィーが天使になることへの覚悟ができたから心配しないでね。お兄ちゃんがちょっとだけ静かすぎるのが心配だけど、パフィーの事だから神様にお願いしてきっとまたこのうちに帰って来ると思ってる。だからその日が来るまでちょっとだけサヨナラね。

パフィー、パフィー、今までありがとう。我が家流をぶれないできっちり守っていくからさ、帰って来る時まで天国で遊んでいてね…。
今はただ、君の名前を呼んでも返事が聞こえないのが辛いよ…。最近の写真は辛くて載せられない…もう少し時間がたったら載せるからね。ゆっくりお休み、大好きだよパフィー。。。

 

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