獣医さんにて…。

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久し振りにかかりつけの獣医さんに顔を出しました。

「久しぶりですね~」に苦笑い。だって獣医さんにはできるだけ行かなくて済むほうが良いんだもの。
今日は、うちの子じゃ無くてダッシュの息子のコースケが受診しました。

数日前から咳き込むのが酷くなり、LINEの動画で様子を見せてもらったので病院へ行って来てもらったのですが、そちらの病院では気管支炎との診断。注射を打ちお薬(気管支拡張剤等等)も飲ませていても咳は止まらず…。夜中中続く咳に「うちのかかりつけの先生」にお願いしたいというので一晩お泊りさせてもらい咳の状態を見て翌日午前中に受診することにしました。

飼い主さんの言うように「夜も眠れない」くらい続く咳は、蘭の時の咳にそっくりでおおよそ予想は付きましたが、蘭のように失神したりはしていないのでまだ軽いうちであればと願いました。

犬も10歳を超えると何かしら問題を抱えるようになります。人間で言うなら還暦を過ぎるくらいの年齢だそうです。

若い時のお鉢が回ってくる場合もあるし、十分気を付けて暮らしてきても持って生まれた体の要素によって引き起こされてしまうものもあります。太り過ぎだったり、やせ過ぎだったり、運動させなかったり、運動をさせ過ぎたり、食べ物が関わることもあるし、ストレスとか、環境的要因が関わるものもあるし、理由は解明できないものもあるし…。

悲しがったり悩んだり、反省したりすることも大切だけれど、愛犬が苦しんでいる状態を少しでも早く軽減することに集中するのが一番ではないかと私は思っています。

そんなわけで、喉を抑えても咳をせず、胸を抑えると咳き込むコースケに必要な検査をしていただき、おおよその見当をつけ投薬治療を始めることにしました。
進行がまだ軽い状態で咳が出てくれたので、完治することは無いけれど、投薬で折り合いをつけて長生きできるように頑張れる時間が合ってホッとしました。

コースケは飼い主さん家族にとても大事にされている子です。綺麗でゴージャスで大人しくて優雅で…
でもそんなコースケにも、若い時は元気いっぱいで、お散歩兼訓練士にお願いした時期もありました。

たまたま相性が悪かったのか、良い結果が得られず体調も崩し、どうしたらいいでしょうか?と連絡をいただきました。もう10年弱も前の事です。幸い家が近かったので、しばらく見せてもらうようになり、怖がるものや問題点をあぶり出し、少しづつ理解させていくことにしました。

私たちのやり方は、たとえば1か月でこんな感じになりますよと言う枠は有りません。お座りや伏せを教えるのとは違い、問題の原点を見つけ、犬らしく生きられるように手助けするものだからです。
決められた時間のその枠に結果を当てはめるために、犬に強要をしないからです。裏技も使いません。
飼い主さんが時間的にも費用的にも続けられるように調整しながら、自身が犬の為に変えるべきことを学んでもらいます。

気の遠くなるような作業の場合もままありますが、気が付けばコースケは問題を次々克服していました。若い女性の姿を見かけるとリードを振り切って逃げだす所業も、十字路等で立ち止まれず走って通り過ぎようとすることも、名前を呼ばれても都合の良い時だけしか聞こうとしない態度も、ストレスがかかると膀胱炎になってしまう不安定さも無くなって行きました。
子犬時代にはまったくなかった怖がりの様子がなぜこんなに顕著に現れるようになってしまったのか、コースケがしゃべれたら簡単に教えてもらえるし、話して言い聞かせる事が出来るなら、コースケはもっと楽になれるのになぁと思いますが、コースケだけではなくどの犬もしゃべれないし説明する事が出来ないのだから、人間が間違わないように悟らなくてはならないのです。

今ではコースケは我が家の住人同様で、誰もがコースケが来ることを歓迎しています。堂々として恰幅が良く、美しい毛並みは連れ歩くと振り返る人も多く、被写体にはもってこいの子です。我が家のモリーはコースケの信者のように付きまとい「愛しているわ」と叫び、彼が来ると狂喜乱舞します。

コースケは素知らぬ顔ですが…(苦笑)

モリーは寝たきりになってしまうかもという事態になった時、コースケの来訪で、一瞬にして立てるようになり今も健康寿命をまっとうしています。命の恩人と言っても過言ではありません。(^^)v

コースケのお迎えに飼い主さんが来た時に、ずっとずっと長生きしてもらいましょうねとお話ししました。
私の育て方が悪かったから病気になったんでしょうかと泣きそうになる飼い主さんに、そんなことは有りませんよとお話ししました。

どの子にももって生まれた寿命があるのです。同じ兄弟でも、親子でも、同じ病気になることは少ないものです。体質もあるでしょうし、DNAレベルで調べて行けば遺伝している物も多々ありますが、同じ家庭で同じように多くの犬たちと暮して来た私たちの犬も、血統によって病気が固定しているとか、寿命が一定のレベルまで決まっているとかは有りませんでした。

健康で長生きする犬の基準はなんとなく解りつつありますが、人が関わっても関わらなくても変わらないのかもしれないなぁと思います。

産まれた時から亡くなる時を見送るまでずっと一緒に暮らした30頭近く、今いる多くの犬達、その程度の数でこうだと言えるものでもないですが、うちで産まれた犬たちはこういう子が長生きするよと言うのはおおよそ見当がついています。大人にならないと解らないけれど(苦笑)

コースケはその条件のいくつかをクリアしている子なのできっと大丈夫。病気とうまく折り合いをつけていっぱい長生きしてもらいたいものです。頑張れコースケ!

 

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