シータが天使になりました…。

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7月12日夜11時過ぎ、先ほど10時20分にシータが天使になりましたと連絡がありました。涙声のママさんからの知らせは胸に詰まりました。シータはダッシュとデイジーの娘です…。16歳を超える長寿でした。。。

数前、新旧入り混じってのオフ会で穏やかに年を重ねたシータを見せていただきました。コンパクトに収まった可愛らしいシータは若い時よりもずっと落ち着いていて子供たちの良き姉として振舞っていました。

シータが若いころは良くオフ会もやっていたし、競技会やらDISC大会やら我が家の面々を引き連れて出歩いていたことが多く、たびたび会う機会に恵まれていたように思います。シータは今は亡き森ベルちゃんが大好きで、乳飲み子の頃から仲良しでしたがお互い嫁いだ後も、顔を合わせると他のどの子たちよりも嬉しそうにお互いの再会を喜ぶ様子を見せてくれた子です。

子犬の頃の記憶は…特に仲良く一緒に育った兄弟姉妹のような関係は大人になってもなかなか会う機会は無くても忘れないのだなと感心したものです。

シータは娘としてとても大切にされました。嫁いで数年後にお子さんが誕生してからもそれは変わらず、3人の子供たちのお姉ちゃんを立派にやり遂げました。

荼毘に伏すときに彼女が愛した3人の子供たちにお骨を拾ってもらえたそうで、シータは本望だったことでしょう。

長い長い間、もう空気のようにいることが当たり前になった存在が、ある日から急に無くなってしまうその悲しみは、普段の習慣を変える事が出来ないときにとても大きく感じられます。ご主人がシータはもういないのに、いつもシータがいた場所を覗き込んでしまいますと。。。彼女がいない事に少しづつ慣れていかなければならないのですねと落胆されていたことにシータの存在の大きさを感じさせられます。

あの日、小さな小さなシェルティの子犬を、「この子がうちの子!」と決めていただいた日にはこの長い時間の積み重ねの答えを知る由もなかったでしょう。たった1頭の子犬がその人の人生を、その人の家族の人生をとても豊かにすることを想像することはできません。

いつも、どんな時もそばにいた相棒は赤ちゃんを経て子供となり、青年の時期を迎え成人し、中年期になるころにはツーカーの中になり、そんなに時間が立っていないはずなのに自分の年齢を超えていきます。

ほんの10年.15年という短い時間に、私たちの人生の縮図のように、犬の人生は幕を閉じる日が来ます。本当にあっという間に…。

シータは大切に育んでいただきとても幸せな子でした。長い間本当にありがとうございました。

毎年送られてくるシータの誕生日祝いの写真が来年からはもう届かない事だけが寂しく感じますが、今まで毎年欠かさず送ってくださったこと心より感謝申し上げます。長い間ありがとうございました…。

シータ、天国でベルちゃんに会ったかな?二人仲良く追いかけっこしている姿が目に浮かぶよ。シータの知っている子たちがいっぱいいるから大丈夫だね。ゆっくりお休み、シータ…。

 

2018年2月 シータ16歳の誕生日の写真

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