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2009.04.20 Monday

Category: LlivingwithDog

訓練する意味

訓練と言うとなんか難しそうって感じますよね。でも案外そうでもないのです。
犬は本来、人に何か仕事を与えられるように作られてきているので、本能的にそれを望むものです。

だから強制的に高圧的に覚えさせるのではなくて、いっしょに楽しく遊びながらやるほうが良いのです。
望む事が出来たらうれしいですよね。だからそのときはたくさんたくさん褒めてあげてください。

仔犬の時代にきちんとその家のルールを学ばせ、良いことと悪いことの区別のついている犬なら、簡単な項目ならすぐにできるようになります。言葉と形を一致させればいいのですから(笑)
言葉と形が一緒になっていないと犬は覚えられないんです。人間ほど頭がいい訳じゃない部分もあるからです。

『座れ』『待て』『伏せ』『来い』などなら、その動作を覚えるのは結構早いものです。

色んな犬と出会って仲良くする、人も同じです。自転車や、車、オートバイ、色んな物音、そんなことに慣れさせることを馴致と言います。

馴致が不完全だと怖がりになったり、犬同士の接触が出来なかったり、必要以上に敏感になることもあります。
練習をする時に毎回静かな誰もいないところでするのはマイナスなのです。いろんな音がして、いろんな人が着て色んな犬がいる、そんな環境下でできるようになってこそ実践で使用可能になる技(笑)なのですから。
もちろん教え始めは静かな場所からの方がいいですが・・・

いくら訓練の資格を持っていても、訓練チャンピオンでも実践で使えなければ『宝の持ち腐れ』なんですね。
実際の暮らしの中で活用できてこそ訓練する意味もあるのではないかと思います。

訓練の中で一番難しくて一番重要なものが、脚側行進だと思っています。これがきちんとできるようになったらもう愛犬は名犬に変わります。どんな速度で歩いても走っても常に自分に注意を払いついてくる頼もしい相棒になります。

シェルティーは競技会でもアジリティ大会でもフリスビー大会でも上位入賞する犬が犬種の中で多い犬です。
皆初めから特別な子達ではありません。やり方を間違えずかんしゃくを起こさずあきらめずに続けることが出来ればあなたの愛犬も素晴らしい名犬となります。

ちょっとだけ時間を作って頑張ってみませんか?
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