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HOME > PUPPYトップ > 仔犬の馴致その3




仔犬はすぐにメキメキと大きくなり、暮らしている自分の家庭を良く観察して学んでいます。新しくお嫁入りしたばかりの時には、『追い回さず仔犬がよってくるのを待つ』で良いのですが、仔犬が新しい環境に馴れて、共に暮らす人たちの認識がついたらそのままで良いわけではありません。新しい飼い主たちも今まで育ててくれた繁殖者と同じように自分たち仔犬に制限を加えたりただひたすら愛してくれる存在である事を学ばせなくては進歩していかないのです。


新しい環境に馴れたらまずやらなくてはならないことは、飼い主がたくさん抱いて、自分は拘束される事があると学ばせて行くことです。これは最初から長い時間やるのではなく子犬が嫌がらない程度からはじめ、抱かれているときには何かしら彼らにとって良い事が起きると学ばせましょう。【名前を呼んで傍に来るようになったらよいことを起こす】条件となります。


おやつをあげるのは良いことを起こすという条件の中では至極簡単です。たいていの子犬は食べ物が大好きだからです。数回繰り返したらすぐに手元まで誘い手の届く場所までおやつで誘導しましょう。頭をなぜるなり体をちょっと触るなりした後に持ったおやつを与えます。。これも数回繰り返し、仔犬が自発的に手元まで着て触られることを拒否しなくなったら(ほとんど拒否することはないはずだけど)次はもう抱っこするように発展させてしまうのです


つまり、子犬が起きて遊ぶ時間のなかで一日のうちで抱いていなかった子犬を抱くところまで発展させてしまうスピードが重要なわけで、なんでもゆっくりとやるのが良いわけではありません。子犬は再び寝てしまいますが、起きたときには小さな頭にちょっとだけ光が差してくるものです。呼ばれる呼んだ人の傍に行く抱っこされるがおやつがもらえるという学習が少し筒つき、この学習が第一段階となります。


最初は抱いたらおやつをあげてすぐにおろしてかまいませんが、二回目は一回目よりも少し長く抱き、3回目は2回目よりも長く抱きます。多少もがいてもなだめながら抱かれることを学ばせていくことが必要なのです。回数を重ね始めたら、抱いてすぐにおやつをあげるのではなく、やさしく声をかけたりなぜたりして時間を持たせるように変化させましょう。。その行為は仔犬にとって最初こそ良いことにはつながらないが、徐々につながり始めていくので、抱きあげてすぐにおやつを与えてから時間を持たせるよりも、効果的なのです。


最終目標は抱かれることを望む犬に成長させることで、決しておやつをもらうことが目的の犬にすることではありません。拘束されることを受け入れさせることが飼い主がリーダー(母親の代わり)だと認識するのに簡単なほほうの一つですが無理強いをしないような工夫が大切であるということになります。名前を呼んだら生き生きとした表情で飛んできて、飼い主が両手を広げて受け入れの姿勢をとったら飛びついてくるくらいまで学習させられたらパーフェクトだといえるでしょう。もちろんおやつやおもちゃも無しでです(*^_^*)・・・。


こんなばかばかしいほどの単調な作業を繰り返したか繰り返さないかで一月も立たずに子犬の成長に大きな差が現れてくるものです。拘束されることをそのまま拘束されたと感じるように成長してしまった犬は、自分の意にそぐわない状況に陥ると威嚇行動(唸る、歯をむく)を起こします。実際2ヶ月くらいの仔犬でも、育て方によっては威嚇行動を起こすものです。また抱かれると大暴れするような行動も同様です。子犬はあっという間に成長するので人に抱かれることを好むくらいに育てておくと何を教えるのも集中力ができ楽しい相手になるので単純なことですが頑張ってほしいと思っています。。


飼い主に集中しない子は幼い時期の本来なら単調でたいした手間のかからないごく簡単な作業が足りなかった部分が大いに関係しているとおもいます。仔犬の時期に大切なことは最初のきっかけこそ、食べ物を使ってもいいが、行動そのものを理解できたときに代償をなくすことでしょう。また、飼い主となる人間の多くが犬に代償を与えることで要望をこなさせることに疑問を持たなくなってしまうからです。そして犬自身も、飼い主だから要望を聞くのではなく、代償を与える相手であれば要望にこたえる犬に成長してしまうのは家庭犬としては本末転倒じゃないかと思うのです。。


作業犬として犬にかかわる人間が変わる予定があったり、多くの人とともに同じ行動ができるようにさせるためには代償行為は不可欠な方法論ですが、家庭犬には不要だと私は考えています。
家族以外には多少なりとも警戒心を持つものが当たり前で、威嚇行動や不快な態度をとらないで穏やかな存在でいられればご挨拶ができる程度でよいのではないかと考えています。これは本来犬と人間が古代に友人となった始まりは自分たちの家族に危険を知らせたり守ってくれたりしたからだったはずという概念が強いからかもしれません。。。


もちろん家族以外の知り合いの人、もしくは客人などに愛想の良い一般的に言う可愛らしい人馴れしている犬に育てたければこの限りではないです。客人・もしくは他人は危害を加えず飼い主と同じように良いことを起こす存在であると学習させれば良いのですから。仔犬への教え方は飼い主自身が良い人になる方法と同じです。そして代償行為をうまく使って育てれば誰でも人は良い人だという認識がつく子に成長するでしょう。


おやつやおもちゃのような代償物を使わなくするということは体当たりで仔犬とかかわることにつながっていきます。仔犬と遊ぶには彼らの信号を覚えていくことにつながるので、よく観察するようになり上手に一緒に遊ぶということができるようになります。


遊ぼうよと誘うには犬はどうやって誘ってくるのか?嫌だと伝えるときには子犬はどうしてきているのか?遊びがエスカレートしてしまうのはどのへんなのかなどなど、こういうことは犬と実際に遊んでいかないとわからないものが多いものです。本の知識に頼ってこうだと決め付けてかかれば手痛いしっぺ返しを食らうことがおおいので実際の目の前にいる子犬と遊んでみて人も覚えなくてはならないのだと思います。。それほど犬の表現は緻密で繊細です。。


仔犬との遊びは教育のために欠かせぬものであり、一日の大半を遊びだけで過ごしてもなんら問題はなく、遊んでいないほうがかえって問題を引き起こすことが多いのです。重要なポイントは遊びの中にもルールがあるという認識を飼い主がなくさないことで、噛む振りが間違って噛んでしまったら大いに文句を言うべきだし、たたく振りが間違ってたたいてしまったら子犬に誤るべきなのです。


間違いは人にも犬にもあるので誤ることを謝らないと信頼関係は生まれません。こうした毎日の関わり合い拘束によってリーダーとしておおよその認識がついてから「遊び」の中で教育が行われ良い信頼関係が出来上がる素因となるでしょう。遊びにパーフェクトはありません。ですが遊びの中には学ぶべきことが山ほど存在します。そして遊ぶときには上下関係は無く心から楽しまなくては遊びにはならないことを知っておかなければなりません。


それは遊び自体
大人に成長するために必要な学習の方法論
であって、
やりすぎる程度の問題や拒否されることがあるとか、
自分の好き勝手にやりたい放題することは
相手がある以上できないとか、
相手の求めているものを満たしてやる喜びとか、
互いにアイコンタクトを取りながら問題に
対処するためにわずかな間合いを取って学んでいく物
だからです。


仔犬と構えることなく遊ぶことができるようになれば
この先は安泰
なのです。


ごく幼い時期のほんの短い期間で
子犬は飼い主に絶対の信頼を持つように育ちます

それには彼らの母親と同じようにけじめをきっちりと教えつつ、
伸びやかにおおらかにかかわっていくことで完成されていく
のです。


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