犬との暮らし方・庭で遊ぶ

我が家の庭は現在フィールドと呼ぶ排泄不可のお客様の練習場所とDISCや訓練を教えるための芝生の庭と、日々排泄可能な運動できる場所が2か所、老犬たちが通常使う運動場があります。都会暮らしの時には考えられない広さがあり犬の運動には事欠きません。


植物は毛虫やアブラムシがなるべく使ないものを選んで入れてありますが、それでも害虫がつくこともあります。ですが市販されている殺虫剤の多くが有機リン系なのでこれらは使わないで、使うとしても犬や猫や魚に害のないとされているものにしています。といいつつ、ほぼ一年を通して殺虫剤の類は使っていません。蚊取り線香は焚くことがあります。都会と違って虫や小動物の宝庫です。アマガエルたちが良い仕事をしてくれています。


犬たちはと言えば庭に出るのは好きなので洗濯ものだと言えば嬉々として飛び出していきます。私が干している間庭を散策し、若い子は運動場を走り回って遊びます。基本的に犬を庭に放している際には人が見ています。


我が家の庭はフィールドの前面が道路に面しているため、人が通ったり覗いたり、大きなトラックなども通り、たまに爆音を立てて走り去るオートバイなども通るので犬たちが学ぶものが多いようです。犬が外から聞こえてくる音やそばを通るものが自分たちに問題のないものだと認識するためには本能的に警戒をすることを人がそばにいていさめなければ学べません。最近は何かと物騒なので、外部の者・物がテリトリー内に侵入して来た場合は多少騒ぎ立ててもよいと変えました。住む環境によって犬が必要とされる行動は変わります。


繰り返しの中でオートバイが通ってもトラックが通ってもびくびくした反応はなくなっていきます。家の横で工事をしている時もそんなに気にしなくなってしまいます。要するに人が反応すれば犬も反応するので、できるだけ反応を抑えて行動していると犬もまねていくのでしょう。


そうは言ってもそれなりの頭数が一斉に吠えるとうるさいので、我が家はよく「黙って遊びなさ〜い！」という掛け声がかかることがたびたびです、。


犬たちにとって皆と一緒に走り回って遊べる大切な場所なのだろうと思います。どの子も庭が大好きで、嫁がせた子犬たちですら我が家の庭を忘れることはありません。遊びに来る子はみな庭が大好きです。リードに繋がれることなく思う存分走り回れる場所はそう多くはありません。通行人からドッグランですか？とよく聞かれますが、自分の家の犬以外はよほど信頼できる犬以外は庭に入れることはありません。ウイルスも怖いし、寄生虫も怖いからです。これは庭だけではありませんが…。（笑）