★1★ クリスの紹介その1小さい頃の話
クリスはマリンの生んだ女の子のうち、初めてののトライの女の子です。端整な顔立ちで、小柄で綺麗なコートを持ち、素晴らしいジャンプ力と、ダッシュと同じ速さで走れる足をもっています。
仔犬のころから前世は蛙かと思うようなジャンプ力を見せ、大いにフリスビーの世界デビューを期待しました。しか〜し、彼女はDISCが顔にあったらもうやらないと言い出して、また振り出しに戻り柔らかい布性のDISCからやり直しをしています。ちょうど、パピーを過ぎたころにコワイコワイ病にもかかり、バイクが通れば逃げ回り、車の音にもビビリまくり、自転車は大嫌い、夜の散歩は木ががさがさ言うのが怖いから嫌・・・手のかかる仔なので子供たちもなかなか散歩に連れ出してくれず、わたしの責任で何とかしなくてはならなくなってしまいました。
最悪の状況でした。
一匹でのお散歩は足に絡み付いてしまって歩けないほどでした。仕方なくいつもはキャンディと一緒に出るマリンを、『あんたの仔なんだからさ』とお供にし、彼女の堂々たる振る舞いを横目で見つつ、何とかまともに歩けるようになりました。そのうちに、マリンの前を歩くようになり、バイクが通っても全く無関心のマリンに学んだのか、必ず抱き上げて大丈夫よといっていたのがだんだん座って待っていられるようになり、
そのうちにはだいぶビビった様子も見られなくなりました。
夜の散歩も、勇んでで出かけるようになり、何とか自転車で引くことも大丈夫になりました。まだとっさの事への対応は難しく怖くなってしまう場面も見られますが、落ち着いた行動が取れるようになり、今ではエリーと2匹で、長男とぶっ飛んで運動をしています。こっそり公園に連れて行き、私とクリスだけで遊んでいるので、何かというと、『お母さん遊ぼうよ』とくるようになりました。
手抜きをしたデイジーがまだいるのでそうそう彼女の希望道理には遊んであげられないのですが、息子には取られたくないので、何とか時間を作ってこっそりこそこそ仲良しになっています(笑)シェルティーは何かで怖い思いをすると、こういう事になる子もいるので無理強いすると余計にひどくなることがあります。うまく安心させ大丈夫だと伝えることが出来ればなんら問題は無いのですが、時間と忍耐が必要です。
コワイコワイ病を克服したハイパー娘は、毎日ダッシュと並んで飛び回っています。クリスはフリスビーよりもアジリティーのほうが向いてるのかなぁと思う今日、このごろです・・・。