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HOME > PUPPYトップ > 犬と暮らす心構え




犬がお産するということは人間と同じで、決して楽なものばかりではありません。もちろん安産な物もありますが、親犬の命と引き換えになることや、苦しんで難産で産んでも子犬が死んでしまうこともあります。普通に産むことが出来なくて、帝王切開になってしまったり、稀には問題を抱えて産まれてくる仔犬もいるでしょう。お産にかかる医療費や経費はかなりな物です。口のきけない犬にとって、帝王切開などの術後の痛みはかなりなものですし、産まれてきた子犬を育てるのに細心の注意を払わなければならないこともあるのです。たった一度のお産で、もう二度と母親になることが出来なくなってしまうこともあるのです。それはどんな犬種でも同じでシェルティーも例外ではありません。


ですから私は、いつも母犬と一緒にお産に付き合います。無事に生まれたときには本当に良かったねと頑張ってくれたことに感謝しています。犬は、シェルティーは、安産などということは決してありません・・・

生まれてからも母犬は本当に大変そうです。子育てが終わるとげっそり痩せてしまいます。母犬が面倒を見れない場合は、人間が代わって面倒を見ることになりますが、1週間くらいの間寝る暇もありません。母乳が出なければ数時間おきの哺乳をします。ミルク代、室内犬としてトイレを教えるためにはペットシーツにかなりの経費と割かなければならない時間がかかります。


仔犬は、一匹一匹にそれぞれ個性があり、どの子も幸せになる為に生まれてきたのだと思います。犬自身が幸せになることで、その周りの人たちにたくさんの幸せをその子が運んできてくれるのだと思っています。ショードッグも、ペットタイプの犬も、犬質という面においては確かに差があるのは仕方のないことです。しかしショー用に産まれてこなくても、飼った人にとってかけがえのないパートナーになることに代わりはないのです


ショー用に生まれ、輝かしい時期を飼い主に与えてくれる犬たちもいます。ドッグスポーツに興じ輝かしい賞暦を残すこともあるでしょう。しかし、犬の一生から見れば、ほんの一時期のことです。その時期が過ぎてしまえば、皆同じなのです。年をとり飼い主とともに穏やかに時間を過ごしていく・・・


こうして産まれて来るかけがえのない大切な仔犬たちですから、本当に幸せにしてくださるかたにしかお譲りしたくないのです。そして、犬も人間も、互いに幸せになって欲しいと思うのです。私自身、たくさんの犬たちとの生活が、ある意味では大変ですが、とても幸せなのです。それはきっと彼らが私たちに目に見えない大きな何かを与えてくれるからだと思うのです。我家では一緒に暮らす犬たちは、伴侶動物であると考えています。愛玩動物ではなく家族という感覚です。


赤ちゃんのお母さんになる子もお父さんになる仔もみな家族として室内で皆一緒に人間同様に暮らしています。人間の子供と同じように部屋の中で騒いで駆け回ったり吠えまくることはたまには許されても、時と場合によってはとても厳しく叱られます。1日一回ある怪獣タイムは目をつぶっていますが・・・(笑)ルールを守らなければこういう生活は多頭数の場合非常に難しいからです。それは1頭でも同じ事です。吠えまくられては近所から苦情がきてしまいますし。。。我が家の犬たちは声帯を切っている子はおりません。一斉に吠えればそれなりの騒音になってしまうのです。だからこそ、きちんと教えて理解させなければならないのです。


夜も全員が人と一緒に寝ています。(最初は粗相されたりもしますが次第になくなります。)犬たちのもとに誰もいることが出来ない時のお客様が来る日以外は大人の犬でさえご飯の時だけがバリケンに入る時間です。閉じ込めておくようなことは大方ありません。たくさんほめられ、安心して暮らす環境の中で伸び伸びと育っていきます。この中で生まれた仔犬たちは、この環境を当たり前に受け入れて育ちます。室内で自由に生活できることが普通のこととして育てられているのです。


勿論小さいうちから我が儘が過ぎればしっかり叱られて育っています。噛んだり悪戯をすれば「いけない!」と諭されて育っています。ある程度の大きさになった子犬は一緒に寝たりもします。そしてよほどのことがない限り、仔犬が育つ時期に家に誰も何時間もいなくなることはありません。必ず誰かがいるようにしています。仔犬には教えることが山のようにあるからです叱ってばかりではなくたくさん褒めたいので子犬を育てていくときは時間がいくらあっても足りません。


仔犬が寝ている隙に買い物をして、ご飯の支度をしてと言ったサイクルを植え付けてしまうようにしているのです。掃除や洗濯は子犬が起きて一緒に付いて歩いて遊んでる時間にしています。いろんなことを教えながら育てながら仔犬と一緒に暮らすのです。ですからシェルティーのような大きさの犬でも、室内で自由に飼っていただけなければ私の産ませた仔犬にとって苦痛になります。確かに犬は順応性の高い生き物なのでどんな環境でも、時間をかければ慣れるでしょう。デモ私はできるだけ同じ環境で育てていただける方にバトンタッチをしていきたいと考えています。


室内飼いと言ってもサークルやゲージの中に長時間閉じ込めておく環境も私の仔犬たちには適していません。テーブルの足などにリードでつないで飼うのも適していません。かといって、室内で飼うからとほおりっぱなしはもっと困ります。生まれた時から平面に足をつけて育っています。歩き出す頃には多くの大人の犬たちの中で犬としてのルールを学び、やってはいけないことも学習して育ちます。


決して養鶏場の鶏のように網すのこの上で育ったりはしないのです。うんちやおしっこも垂れ流しにさせたりはしません。トイレシーツの感触を覚えてお嫁に行くのです。寝床の中にしない本能を伸ばし、寝床から出てするようになった子犬を少しづつ私達家族と、一緒に生活している大人の犬たちがトイレに誘導して教えていきます。皆さんのおうちに行く頃にはだいぶ上手に出来るようになっています。


犬も人も一緒に生活しているのですから臭いが充満してるような室内では困ります。人がきた時に、息が詰まるような環境は誰も望まないでしょう。もちろん、大雑把な私たち家族だから我慢できるのかもしれませんが、多分見にこられた方はこんなにたくさんの犬たちが一緒にいて臭くないとかんじると思います。排泄はできるだけ声かけでさせる様にし、その時間以外にしたうんちは毎回見つければすぐに始末し、おしっこがしてあればすぐに取り替えますから・・・という事は常時見ていられる環境であると言う事です。


こんな風な環境で、自然に育てられた仔犬たちです。
子犬を選ばれる時の参考として、考えてみて欲しいのです。
誰もいない時間がとても長くなるなら、
最初からサークルの中だけで育てられた犬のほうがずっと扱いやすいはずです。
一人暮らしや、朝から夕方までおうちにいないことの続く環境では
誰もいない時間に仔犬はサークルやバリケンに閉じ込めておかなければ危険でもあり、
かといって自由にしてあれば帰ってきたら部屋中が大変なことにもなりかねません。


でも・・・私の産ませた仔犬達は、こういった誰もいない環境に慣れてはいません。
大きくなれば物事も判るようになり、良い仔でお留守番もできるようになるのです。
そう言う子になるように飼い主さんが育てるのです。
犬を飼うという事は
犬と生活をともにすることだとMAGICは思っています。
幼い子供が、二歳児の子供が、
一緒に生活を始めていくことと全く変わりません。
犬に振り回される人生にならないように、
主導権を確実に自分がもてる様に大切なホンの一時期の仔犬の時代だけ、
しっかり面倒の見られる時間と環境を整えてあげて欲しいと思います。


その代わり、きっと私の仔犬たちは皆さんに満足と、信頼と愛情を感じさせてくれると思っています。MAGICの我が儘なお願いは必ず室内で一緒に暮らしてくださる方。生涯を愛情をもって幸せにともに暮らしたいと願う方、きちんとしつけようと努力する方、子犬が育つ間だけでも必ず誰かがおうちにいられる方・・・こんな方に私の繁殖犬をお渡ししたいと言う事です。


我が家で育てた子犬はあなたの素敵なドッグライフを送るパートナーとなってくれるでしょう。
その時はMAGICの仔犬たちをよろしくお願いします。。。



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