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毎日を犬たちとともに暮らし、理想の犬に巡り合うことを夢見て繁殖を続け、多くの素晴らしい人材と巡り合い、それぞれの類稀なる性能を携えて犬たちが産まれてきました。10年ひとむかしという一つ、1993年から始まったシェルティーとの暮らしに区切りを終えて又2003年から新たな10年を走り始めます。マリンと送った10年を振り返ってみると家族でいろんなところに遊びに行きました。 冬のスキー、夏の海、キャンプが得意になったのも、マリンを連れて出かけられるところで一日中のんびりし、たくさん一緒に遊べるところを探しての結果でした。子供たちとのたくさんの思い出も、犬連れの友人たちとのコミニュケーションを深める作業も、みんなマリンが一緒にいました。犬と暮らすことの最大の喜びはともにいられるということに尽きると思います。 いつの間にか我家には多頭数のシェルティーたちが暮らすようになり、年齢によって行動を共にしないことも出てくるようになりました。子供たちもどんどん大きくなり、マリンの姉妹のキャンディーが脳腫瘍に倒れ、一緒に暮らしていたパパの母君の介護生活も始まりました。 人生にはいろんなことが起きるのです。頭ではわかっていても、その時が来るまで何も想像することができずにいました。家族の誰かが病気になればそれは犬でも人間でも同じように辛く悲しいことで、介護には多くの時間と手間がかかるようになります。思うように遊びに行くような時間が減っていきました。 義母とキャンディーの死は我家にとってとても大きなショックとなりました。事故で亡くした愛ちゃんや生まれつき心臓が悪かったヒカルや、出産のときに亡くなってしまう仔犬たちから多くを学びつつも、得ているものが足りないもどかしさから、命の重さに自分が何ができるかを何を勉強しておかなければならないのかを深く考えるようになりました。 そして、反面、大切なマリンはどんどん年をとって行き始めるのです。。。
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