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★ 11 ★ 2004年11歳




2003年11月7日、マリンは具合が悪くなりました。心配性の私のことです。食べたものが悪いのか変なものをなめたってことはないのか、ああだこうだと思いつく限りのことを獣医さんに話し治療を受けるために病院へ行きました。血液検査をしてあれやこれやと見てもらったけれど原因はわからない。強肝剤をもらい目薬をもらいとやってみたけれど良くなる気配がないので抗生剤を出してもらったら少し時間はかかったけれど直ってきました。

その後近所のお散歩仲間の犬が数頭倒れた話を聞き、同じ散歩コースの犬たちでどうやら農薬じゃないかという話になりました。綺麗な花を咲かせているお家の前はできるだけ通らないように気をつけていたのに(農薬が怖いからです)どこで吸い込んだのだろうと悩みました。散歩コースはあちこちあるので結局場所はわからないままでした。でもマリンはどんどん回復し家の駐車場でDISCで遊べるほどまでになったのです。

ところが…もう完治したでしょうと病院に来なくてもいいですよという答えを聞くために行ったのに肝臓の数値が前よりも高くなっているとのこと。。。再検査です。もうじき11歳の誕生日というときに【クッシング症候群】という病気だと診断されてしまいました。【クッシング症候群】。。。臨床が何もないのに?毛だってちゃんと生えてるし、おなかがパンパンに膨れたりもしていないし、本当にそんな病気なんだろうかと不安ばかり募ります。肝臓のエコーをとると中に小さな何かが見えました。腫瘍かもしれないですねと言われ目の前が真っ暗になりました。クッシング症候群とは違うけれどこちらを治療すれば消えてくれるかもしれないと聞かされて、言われたまま投薬を開始しました。


不思議なことにとっても高価で効果抜群だと言われた薬は飲ませるたびにマリンの状態を悪くしていきました。何度か獣医師に状態を報告し、確認をしましたが飲ませないと肝臓がだめになってしまい致命的だといわれるのでしばらく頑張って飲ませてみました。
でも…状態は一向に回復に向かいません。マリンはたびたび吐き、体がふらふらになりました。そしてついに立てなくなるまでに…。

心配は極限を超え、この状態を改善するほうが先だという考えにたどりつきます。それは獣医さんの指示を無視し、マリンがもしかしたら死んでしまうかもしれないけれど、この薬を飲ませるのをやめるという決断でした。

飲ませなくなってしばらくするとマリンは一気に回復に向かいました。私は結果を喜びつつ大きな疑問が浮かんでしまいました。【クッシング症候群】だったのだろうか?それを確認したかったらマリンはまたすぐに検査を受けなければなりません。ようやく良くなってきたのに検査?私はそれをできませんでした。病気の名前などどうでもよかったからです。私が望んでいたものはマリンが元気になることだけです。

まして、お世話になっていて何頭も愛犬の命を救ってもらった恩のある獣医さんです。まさか誤診じゃないですかとは聞けません(苦笑) 診てもらっている以上定期的に薬をもらいに行かなければなりません。どうしたものか考えあぐねた結果、私は獣医さんにウソをつきました。

飲ませていると言って薬だけもらい続けたのです。その後なんとな〜く飲ませていないんだなぁ〜とほのめかしつつ。。。(笑)

2004年4月4日の日記 血液検査


2004年1月24日、マリンは11歳になりました。肝臓に爆弾を抱えていることと直せない大きな病気を抱えたことでそう長くない命なのだと知らされてかなり自分にはダメージが大きいけれど、私が彼女の飼い主である限りできることはやり遂げようと思います。そう考えての行動からマリンは回復し4月を過ぎてどんどん元気になりました。飼い主の観察も綿密であるのなら、時には獣医さんよりも正しい結果をもたらすことがあるかもしれない、そんな自信がついたのもこのころです。

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