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青い瞳のマリンについて




【青い瞳のマリン】とは1993年1月24日に銀色の大理石模様のブルーマールという毛色のコートを身にまとい、コバルトブルーの両眼を携えて産まれおちてきた1頭のシェットランドシープドッグという純血種の雌犬とこのサイトの運営者MAGICの家族たちとの16年7カ月にわたる生涯の話です。
朝から晩まで24時間、まるで人の家族と同じように泣いたり笑ったりしながら、思いもかけない未来へ向けてMAGICの人生そのものを大きく変えてしまった美しいシェルティーは2009年8月28日その命をまっとうし深い眠りにつきました。。。

数十頭のシェルティーと過ごした中のマリンという犬との16年7カ月には人生を変えるきっかけがあり、犬について知らなかった多くのことを知ることができる経過が書かれています。。。

【青い瞳のマリン】のお話はvol.1のマリンとの出会いから始まります。どんな風にしてマリンと出会ったのか、マリンはどんな子だったのか、犬のことは何も分かっていないまま暮らし始めた愛犬一家が、マリンを通じて、ドッグショーを知り、犬を訓練することを覚え、ドッグスポーツを楽しみ始める経過を混ぜながらブリーディングに入っていく様子を綴っています。犬からのメッセージを受け止められるようになっていく経過や次々現れてくるマリンの子孫たちへの夢や希望も織り交ざっています。。。そしてマリンと共に歩んでいく年月の経過や年老いていくことへの気持ちなど。。。



vol.10以降は多くを学ばせてもらったそのあとに、彼女と出会う前に予想していた通りのことへマリンの老化が進んでいきます。病気との闘い、獣医さんへの悩み、犬の命を守る使命感と責任をどうしていけばいいのか悩みながら、本当に診断された病気だったのか、飼い主としてマリンのために何ができるのか、正しい選択はどちらだったのかなどを綴ってあります。その当時の事実とその後時間が経過してようやくわかった事実など、経験して初めて判るものがいかに多いものなのか、自分の犬のことを一番よく知っているのが自分でなくてはならないのだということも含めて最終章に向かいます。


マリンを迎え入れるときに【犬を飼う】ことでこんなこともあるかもしれないと想像した通りに年老いていくマリンからまた新たな経験を積まされて、マリンとの出会いの意味の答えが出されています。

このお話はマリンが青年期に入った1999年ころ書き始められました。今から10年前のことです。彼女との出会いからマリンの子供たちが産まれるころまでを一気に描いた後、残りのページはその年ごとに思い出しながら希望を持って書きつながれ、老年期以降は亡くなった後書き加えました。日々の病気の治療や介護の記録などは【闘病日記】としてブログで公開していますのでCategoryのマリンをご覧ください。




マリンというシェルティーがMAGICのすべての始まりであることを、なぜMAGICの1番の犬だったのかを【青い瞳のマリン】から感じていただけたらと思っています。




お読みいただく皆様には文章の書き方等読みにくくお感じになられるところも多々あると思いますが、その時々の感情のまま、思ったままを表現したものを掲載していますのでご理解を賜れれば幸いです。お読みになったみなさんからのご感想などが聞こえてきますと大変うれしく思います。
                                2009年8月末日

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