新しいメンバー「チャージ」。

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ひょんなことから新しい子犬が我が家にやってきた。運命の子犬だ。

 

仔犬を産ませた人とは昨年マリンとキャンディーの誕生日に初めてコンタクトを貰った事で始まった。彼女の繁殖の基礎犬がキャンディーとマリンの子供たち、シーマとジャスの子からだった。
別ラインで繋がっていたことに驚きと感謝が交錯したのを覚えている。
私は人のブログやHPをあまりよく読みに行くほうではないけれど、彼女のサイトはずっと前から気になっていた。

この子誰の子だろう?このタイプの子好きなんだよな、こんな子がうちにいたらいいな…。積もり積もった疑問を投げかけると自分が惹かれた理由がはっきりとしていく。

ずいぶん長い年月が立ってしまったけど、出会えて良かった。もっと早く会えてたら何かが変わったかもしれないけれど、それはこれからでも遅くない。

そんな彼女の大事な子が亡くなった。我が家のダッシュのような彼女にとって大きな存在の子だった。お悔やみを言おうにも言葉が見つからない。今もダッシュがいない現実に苦しみが残る私たち夫婦と同じ感覚だろうと思うほど、FBのコメント欄にも何も書けず終いだった。途方に暮れ何も手につかない、ただ機械的に日々の事をこなしていく…そこに手のかかる子犬がいることで少しは気が紛れているのだろうかと想像していた。あの子はどこに行くんだろうな、おうちに残すのかなぁ、それなら会えるチャンスもあるかなと思う仔犬は2か月を過ぎても彼女の傍にいた。亡くなった子にもよく似た子だった。きっと残すんだろうなぁ…そんなことを考えていた。

産まれてすぐに写真を見せてもらってからずっと目が離せない子だった。真黒けでちょっと小ぶりで、白が少なくて、キャンディーとマリンの血を引いてる子。まめに写真や動画を見せてくれるからその成長ぶりも良く見えて、やんちゃくれの面白そうな子だった。この子を飼う人はきっと楽しいだろうなぁと飼い主になる人を羨ましく思ってみたり…。

そんなある日、それもまたキャンディーとマリンの誕生日の事、彼女から思いもかけない提案が…。

昨年、ある先輩からも良いお話が浮上したけど、返事が遅かったせいで駄目になったことがあり、それは大きな後悔が有ったので、今回は即答。きっとキャンディーとマリンからの贈り物だって思う仔犬はうちの子になった。

名前がなかなか決まらなくて、家族が「かっぱちゃん」と呼びだしたのでパパが提案した「チャージ」に決めた。この数年愛犬たちが亡くなる年になってずっと浮いたり沈んだりのみんなの心のに元気をいっぱい充電できる子だって言う事で決まった名前だ。

名前通り、チャージは来た日から我が家のすべての人間に笑顔をもたらしてくれる。いつかどこかで有ったよねと言いたくなるほど、キャンキャンとにぎやかで、くるくると動き回り、抱かれたままよく眠り、先住犬たちに臆せず、あっという間に溶け込んだ。後ろ姿がキャンディーにそっくりで真黒な足の先にちょこっと白が有って、あぁこの感じ、見たことあるんだよなと心が温かくなる。

チャージが来てからも悲しい知らせが次々舞い込み沈みがちな気分になるが、彼がいることで元気に暮らせる気がしている。今はまだ寒いけれど、チャージがお外に出てぶっ飛ぶ頃には桜も咲いて良い季節となるだろう。それまでは狭い庭だけどここでいろんなことを覚えようね。ヘリコプターの音やオートバイの音や宅配便のトラック、見えない子供たちの嬌声、高校生の話声、庭にはいろんな音が満載だ。つけられた名前を覚え、呼ばれたらどこにいてもちゃんと私の前に来る、待てと言ったらその場で止まる、だいぶできるようになったね。おトイレもまぁまぁ順調。夜は私と一緒に眠る、パパはちょっと悔しそうだけど、もう一段自分で上がれるようになったら一緒に寝ればいいよ。

マリンが大好きなチャージ、いつも絡んで遊んでもらっているね。君が大きくなった時、私たち家族はまた同じ風景を見れるだろう。君たちが産まれてくるずっとずっとずっと前、性別こそ違えど、言葉には尽くせないほど愛したあの二人の姿の再現を楽しみにしている。

チャージを私たち家族に託してくださってありがとうございました。大事に大事にお利口な子に育てますね。活発で利発で私達にはもったいないような良い犬です。仔犬と格闘しながら暮らせる喜びをありがとう、いつか胸を張って見せに行ける子にしたいと思います。これからの十数年、長いお付き合いになりますがよろしくお願いします。チャージ日記を書かないといけませんね(*^_^*)

MAGICfamilyの皆さんもこれからどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

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