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2009/04/05 Sun

遺伝子検査の正しい理解

犬のDNAの解析が完了し、現在解明が急がれています。その中で少し筒ですが病気の遺伝子に関することも解明されてきています。

インターネットで検索をしたり、獣医さんで聞けば一定の病気についてDNA検査ができるようになったものを知ることができます。その中で遺伝疾患といわれる病気の構造を正しく理解し、その上で検査に望まないと大きな誤解を生むことがあります。

検査機関によってはそのことを知らせているページの掲載もありこうしたものを拝見しておくことは大切なことです。

以下参考ページです。

バイオス医科学研究所・犬の遺伝子検査に関する正しい理解について

遺伝疾患について解明が進みはじめていますが、遺伝疾患はメンデル遺伝の法則だけでは語れません。犬の病気の多くには多因子遺伝によって引き起こされる病気が多くあります。例に挙げやすく、多くの人が理解できるメンデルの法則だけに当てはめてしまうことは逆に危険なことにもつながりかねません。そして固体が持つ遺伝情報は問題となるものが一つとは限らないことが最も重要であると知るべきだと感じます。

遺伝および遺伝疾患についての正しい理解と知識が必要な時代になったようです。