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2009/04/24 Fri

犬が病気になったとき

愛犬が病気やけがになったとき、私が一番最初に考えることは獣医さんからの意見も含めた上で、愛犬の臨床状態をよく観察し、実際に告げられた病名であるかどうかに疑問を持つことです。

そしてその病気であることを受け止めるために自分自身が納得できるようにいろいろと調べてみます。曲がりなくその病気であると認識できたら、そのための最優先の治療を選び手段を考えます。
その手段は犬にとって何か一番適切なことなのかを自分の気持ちを抑えて考えることです。

犬は獣医さんで病気を治してもらえることは知りません。もし人が望むように犬も病気を獣医さんが直してくれるのだと理解できたとしたら、病院を怖がって怖気づいたりもしないでしょうし、獣医さんに警戒心など持たないはずなのです。つまり犬はたとえどんなに賢かったとしても人間のようにお医者さんが自分のこの苦しい状況を緩和してくれていると理解できません。

その中で犬にとって何が必要で何を回避してあげるべきなのかを決めるのは獣医さんではなく飼い主自身なのです。
多くの我が家の犬たちの闘病の記録を残してきているのも、こんな形があってもいいんじゃないかという思いを込めて記録してきました。大切な子が怪我をしたり、病気にむしばまれることは決して望ましいことではありませんが、病気やけがの治療や検査は犬自身のために行われるものであって飼い主が安心するためのものではないのだと思います。

治療や検査に関して獣医さんはあくまでも飼い主の意見を尊重してくれます。わからないことがあったり疑問に思うことがあったら、それをちゃんとぶつけてみれば専門家である獣医さんは正しく意見を述べてくれるでしょう。
その意見を踏まえて、やみくもに従うだけではなく、自分の飼い犬に対しての責任の上で一番良い選択肢を選ぶのが最良と考えています。

また犬が病気になったり怪我をすることは人と同様であるのだと考えることの大切だと思います。自分自身が悲劇のヒロインになってしまい、病気やけがをした犬を抱えていることが普通ではないのだと思わないことです。

障害は一つの個性だと乙竹さんという方が言っていました。私はこの言葉が、考え方が好きです。人と犬は違うかもしれないけれど、愛犬を子供のように考えている私には勇気をもらった言葉でした。

一生健全なままですごせなかったことを、悲しむことも必要だけど、心配することも大切だけど、その与えられた運命の中でどう生きさせるか…そのほうがずっとずっと大事だと思っているからです。

どうか皆さんの愛犬が病に伏したり、大きな怪我をしてしまったり、願うはずのない障害を持つことになってしまった時、どうか嘆き悲しむことだけでなくその犬のために前を向いてあげて欲しいと願っています。

犬たちは飼い主の笑顔が好きだから・・・心配な顔は彼らが必要以上に心配してしまうから・・・。
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