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★お知らせ★

s_top_dogsport.jpgこのブログは犬に関わる人たちへ【動物愛護法】と【ペット動物販売業者用説明マニュアル哺乳類版】からの抜粋と、【生き物を飼う事について】書きつづったコラムです。その時々に感じたこと、たくさんの愛犬家に気がついてほしいこと、知っておいてほしいことです。何か一つでもここをご覧になったあなたに役に立つことがあったら嬉しいです。総合サイトはMAGICWORLDです。こちらにもぜひお越しください。

2009/03/10 Tue

繁殖制限

動物には命があります。命あるものを飼育する人はぜひ目を通してください。
以下環境省動物愛護法・ペット動物販売業者用説明マニュアル哺乳類版より抜粋。


<繁殖制限に関する情報>
犬や猫等の家畜は、自由に繁殖できる状態である場合、あっという間に頭数が増えてしまいます。ブリーダーなどのように一定の販路がある場合を除き、生まれた動物それぞれに責任ある新しい飼い主を見つけることは困難であり、一方、次々と生まれる子を全て自分の手元で飼養するのは、物理的にも経済的にも無理な場合がほとんどです。

適切な飼養管理、健康管理ができず、劣悪多頭飼養者になってしまいかねません。もらい手がないからといって遺棄することは許されません。違反した場合は法律に基づき罰せられます。動物による近隣迷惑、危害、環境影響を防止するだけでなく、動物愛護の面からも不幸な命は増やさないようにすることが大切です。

動物の愛護上あるいは管理上の問題の多くが、飼い主の責任による適切な繁殖制限の実施により大きく改善されます。

このため、法に基づいて定められた「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」では、自らの責任において終生飼養または確実に譲渡が可能である場合を除いて、原則として不妊去勢等の繁殖制限措置をとるよう努めるべきとしています。
図表2:不妊、去勢手術のメリットとデメリット(犬の場合)◆表にできなかったので内容を転載しています。

メリット
【オス・メス】
・ 長生きする確率が高くなる
・ 雌雄一緒の飼養が可能になる
【オス】
・ 前立腺の病気、精巣や肛門周辺の腫瘍などの予防になる
・ 性的欲求によるストレスから解放される
・ 攻撃性が抑えられ、温和になる
・ 無駄吠えやマーキングが減り、落ち着く
【メス】
・ 望まない妊娠が避けられる
・ 子宮の病気や乳癌の予防に効果がある
・ 生理や発情時のわずらわしさとともに、発情のストレスもなくなる

デメリット
【オス・メス】
・ 繁殖させたくなっても不可能
・ 栄養管理等によっては肥満になりがち
・ ホルモン欠乏症による皮膚病がおこる場合がある。ただし発症率はかなり低く、有効な治療法がある

※手術の方法としては、オスの睾丸摘出手術、メスの卵巣、子宮摘出手術が一般的です。
※手術をする時期はいつでも可能ですが、生後6〜8ヵ月頃の最初の発情前に行うのが効果的です。それ以降であってはなるべく早く手術を実施すべきです。
※不妊、去勢手術に対して「かわいそう」という声もありますが、多くのメリットがあり、人と動物の共生の上からも必要です。


なお、不妊去勢の手術費に対する助成制度を持っている自治体もありますので、関係自治体における助成措置の有無について把握しておき、説明に加えることも重要です。



我が家の仔犬たちについて基本的に繁殖は認めないと掲載しているのは太字にしてある部分をその通りだと認識しているためです。赤ちゃんが欲しいと思われる飼い主さんたちへの協力も、当方の条件を受け入れてもらえてこそ成り立つものです。

市場や販売店への卸があれば売り切ることもできるでしょうが、我が家はそのスタイルをとることができません。希望者がいて、必要最低頭数しか生ませないのはそのためです。生まれた子犬が全て売れるわけではなく、手元に置けないとなった場合にその存在をどうするのかは一番の問題のはずです。

繁殖には犬を飼う以上に大きなリスクが伴います。愛犬の命の危険を伴い、費用も子犬を1頭買う位は有にかかります。交配したからといって生まれてこないこともあります。病気になってしまうことだってあるやもしれません。
悪いことばかりではありませんが、新しい命を生み出すことはとても大変なことなのです。

ところで繁殖制限となれば多くの場合手術を考えることになるでしょう。これを避妊去勢というわけですが、私はこのサイトを開いた時から信念が一貫しており、10年間掲載し続けてきています。
内容はこちらです。

私は手術反対論者ではありませんが、賛成も両手ばなしではできないなぁと思う部分もあるということです。きっと命ある犬だからこそ、「デメリット」に引っ掛かってしまうのと、無謀な繁殖をせず、犬をよく観察して健康管理ができる良識ある飼い主のほうが多いはずだと思いたいことの裏返しなのかもしれません。

環境省で出している手術についてのメリット・デメリットも合わせて抜粋してありますが、交配しなければ子供は生まれないことの前提がまずは重要だと考えています。ですが、実際は繁殖という行為が無秩序になって不幸な犬がたくさんいるから制限がかかる事実はもっともであり、重く受け止めたいと思います。

2009/03/10 Tue

所有の明示

動物には命があります。命あるものを飼育する人はぜひ目を通してください。
以下環境省動物愛護法・ペット動物販売業者用説明マニュアル哺乳類版より抜粋。


所有の明示

飼い主の責任の一つとして、飼っている動物の所有の明示があります。この所有の明示については、名札、脚環、マイクロチップ等の方法があり、このうち、マイクロチップについては、所有者を確認する新たな識別方法として生体内埋め込み方式の電子標識器具が開発されたもので、国内外で動物の個体識別のために導入されています。

マイクロチップは、皮下に埋め込むことから、名札や首輪のように外れたり、とれたりする心配がなく、平常時の逸走だけでなく、緊急災害時等の混乱状態で行方不明になった時でも発見が容易になります。
なお、犬の飼い主には、別途、狂犬病予防法に基づく登録、鑑札装着の義務があり、これを実施することは当然の義務です。

マ イ ク ロ チ ッ プ と は
マイクロチップ(MC)は、直径約2弌瀋垢橘12个両さな円筒形の電子標識器具です。ガラスのカプセルでできており、その中に集積回路(IC)、コンデンサー、アンテナの役割を果たすコイル等を収めてあり、ICチップとも呼ばれています。
MCに標識されているデータは、リーダーという装置を使って読み取ります。電波を発するリーダーをMCに近づけると、MCがその電波に反応して電波を送り返し、これをリーダーが感知してデータを読み取るのです。MC自体は電源を必要としないため電池の交換等は不要で、一度動物の体内に注入すれば、一生交換する必要はありません。

MCは動物病院で獣医師に注入してもらいます。注入の方法は、一般的な皮下注射とほとんど変わりないため、動物には負担をかけません。 



迷子の犬たちも処分されてしまうことが多い現実があります。すべての迷子の犬が飼い主が判明すれば、元のおうちに帰れるわけではない部分もあります。意図的に放棄した場合にも保護した段階では迷子と認定しますので。。。

2009年に入ったばかりの今は、まだマイクロチップが当たり前にはなっていません。「リーダー」が普及しなければ入れても意味がないと考えておられる方も多いと思います。マイクロチップ自体の装着に費用がかかり過ぎると考えられる方もいるでしょう。

愛護法に変更があり徐々に内容が厳しくなって行っても処分される動物の数が減らない限り、いずれはすべての生き物にマイクロチップが導入される日が来るかもしれないなと漠然と考えています。

現段階では【狂犬病予防法に基づく登録、鑑札装着の義務】は決して守られていませんし、守りにくい条件のようにも思います。首輪の種類もいろいろあるので室内で首輪を装着していない場合も多々ありますし、鑑札や予防接種の札が金具で、取り付けにくい構造になっているように思います。

迷子になったほとんどの犬が鑑札をつけていないことで、装着しにくいのだという答えではないかとも思いますが、なかなかこちらは変更されません。
狂犬病の予防注射が義務である上にマイクロチップも導入で、最近騒がれたペット税も導入となったら、大変だなぁと思います。お役所は、飼い主側がどんな方法ならすんなりと受け入れて方法論が浸透するのか今一度、検討したら良いのになぁと思っています。できればあまりお金のかからない方法で…(笑)

純血種の場合の血統証の名義の変更はこの場合の所有の明示には当てはまりません。

2009/03/10 Tue

適正飼養を確保するために

動物には命があります。命あるものを飼育する人はぜひ目を通してください。
以下環境省動物愛護法・ペット動物販売業者用説明マニュアル哺乳類版より抜粋。


適正飼養を確保するために必要な情報

擬人化した飼養管理は愛情のはき違えであり、無知がなせるものといえます。
それぞれの動物種にはそれぞれの健康維持にふさわしい食物があり、本来の生態、生理に合った生活環境や、習性を十分に発揮できる居住空間が必要です。十分なスペースとストレスが蓄積しないように遊びや運動も必要ですし、安心して休める場所も必要です。

したがって、それぞれの動物種についてその生態、習性、生理を十分理解し、その動物に見合った適正な飼養保管に努めなければなりません。
具体的には、動物の特性に配慮した温度、湿度、照明、居住空間の材質や床敷等の環境作り等のほか、動物の逸走防止にも心がけなければなりません。

健康管理においては予防に心がけ、毎日の手入れや観察で動物の異常の早期発見に努め、必要に応じて獣医師の診察を受けます。動物の生活環境の衛生管理も大切です。


犬を飼うときには、犬という生き物をよく知ってから飼いましょうということです。彼らに無理を強いることなく、生態、習性、生理を十分理解し適切な飼養をしてあげましょう。

2009/03/10 Tue

終生飼養を確保するために

動物には命があります。命あるものを飼育する人はぜひ目を通してください。
以下環境省動物愛護法・ペット動物販売業者用説明マニュアル哺乳類版より抜粋。


終生飼養を確保するために必要な情報

飼養途中で動物を手放す主な理由には次のようなものがあります。

(1) 転勤で転居先の住居では動物を飼養することが認められない
(2) 婚姻や就職
(3) 飼い主自身の病気
(4) 鳴き声や臭いに対する近隣からの苦情
(5) 動物の体毛、羽毛による飼い主や家族のアレルギー疾患
(6) 動物の治療費

この他、動物の成長に伴う変化や経費の増加、犬の場合には問題行動も高い比率を示しています。また最近では、高齢の飼い主の死亡や家族が妊娠、出産するからという理由も増えてきました
これらは動物を飼い始める前に予想できる部分が多くあります。

動物の成長に伴う必要な世話や健康管理、成長時の大きさや繁殖期の変化、老齢期の世話、寿命等と家族構成及び家族の年齢も合わせて考えることも大切です。10年、15年の間には家族構成が変わり、転勤、転居もあるかもしれません。

引越しが予定されている場合はそれが終わって新居が片付いてから飼養を考えるべきですし、転勤が多い職業の方は転勤が落ち着くまで我慢することも愛情です。
また近年、動物の寿命の延びと人間社会の高齢化ということも考慮すべきです。高齢の方が子犬や子猫から飼うには家族のバックアップがないと難しいと思われます。動物の寿命と飼いたい人の年齢を考えることも必要です。



(1) 転勤で転居先の住居では動物を飼養することが認められない

犬や猫は人の子供とはまだ違い、居住することで法的な優先権利を持ち合わせていません。人の子供なら【いたらだめです】といわれることも少ないでしょうが・・・。

しかし、長い人生の中で犬を飼った後にこうしたことが無いとは限らないのであれば、そのときがきたとしたらどうするのかを決めておく必要があります。
我が家ではどうにもできない事情があるのなら、処分や放棄はしてもらいたくない最終手段なので、実家に出戻らせてくださいとお願いしています。

(2) 婚姻や就職

基本的に独身の方の場合、ご家族と同居されていない方にはお譲りし無いことが犬のためではなかろうかと考えています。もちろん近くに頼れる人がいて、犬の面倒を見てもらえることが確約されているのなら話は別です。

(3) 飼い主自身の病気

動物を飼うときに同居の方の同意がないとまずいのはこういうときだと思います。自分が面倒を見られなくなるときもあるという前提も考えるべきだということでしょう。

(4) 鳴き声や臭いに対する近隣からの苦情

これはモラルの問題です。動物が好きで自分は気にならなくても周りには耳障りだったり、過剰に反応されることにつながってしまうこともあります。
我が家の暮らし方の中で【こうしていますよ】という提言は、小うるさく感じるものもあるでしょうが、ひとえに苦情を言われないように配慮して行っていることの数々です。

(5) 動物の体毛、羽毛による飼い主や家族のアレルギー疾患

動物を飼おうと思うからには多少なりとも接触があるでしょう。その中でアレルギー等が発症するのであれば、飼ってから気がつくのではなくその前にわかっていたほうが安全です。
アレルギーは一定のキャパシティを超えると発症するものもありますが、多くは病気と思うほどひどく反応するわけではなく何かしらに反応が出ることを感じている場合が多いようです。
犬や猫に直接触れて反応が出る様なら、反応の出にくい品種を選ぶことも必要です。

(6) 動物の治療費

最近は動物用にも保険ができ、掛け金を払えば治療費が多少安く済むようにもなりました。しかし人間のように大部分を負担されるわけではないので、相変わらずそれなりの金額がかかります。
治療を受けることで痛みや苦しみから救ってあげられるのであれば相応の治療費の支払いは覚悟しなければならない問題でしょう。

また法律に決められたワクチンの接種にも経費はかかりますし、飼い主側で決断可能である混合ワクチン・フィラリアの予防薬の投与、蚤やダニの予防にも経費はかかります。
飼うための病気予防だけでも大きさにもよりますが1頭1年で2・3万円が確実にかかります。

避妊手術や去勢手術の費用だってばかにはできません。獣医さんによって金額の差はあれど3〜10万円くらいがかかると思って間違いないでしょう。生きているのですから体にデキモノが出来たり、怪我もするかもしれません。手術費は相当になります。検査費用だってやろうと思う度合いによってとんでもない金額がかかるでしょう。
犬がかかる病気の多くはひとに相応します。ガンや脳疾患、腎臓病や肝臓病や糖尿病だってあります。

生涯飼育でかかった病気を治してあげようと思えば、個体によって違いはあれどかなりの金額がかかると予想できます。

また、最近では高度医療が発達し、飼い主が望めば犬や猫でも人間並みの治療が施される時代に入りました。高度医療となったらとてつもない金額がかかるのです。もちろん、高度医療を受けることだけが愛情ある対応であるわけではありません。
大昔の考え方のまま、気がつかないままに病気になって進行してポックリ逝ってしまうような飼い方ではだめですよと提言されているのです。

販売する側にはこうしたことを飼いたいと願っている人に正しく伝えなさいという部分もあります。
ついついあまり厳しく書くのもなぁと悩んでいた部分なのですが、自分のサイト内で知らせている内容も、もう一度見直して修正する必要がありそうです・・・。

2009/03/09 Mon

動物を選ぶための情報

動物には命があります。命あるものを飼育する人はぜひ目を通してください。
以下環境省動物愛護法・ペット動物販売業者用説明マニュアル哺乳類版より抜粋。



動物購入者が種類や品種を選ぶために必要な情報

動物を飼い始める前に、飼い主は飼養目的と飼養環境条件を考えながら、動物の選択を行うこととなります。
その場合、動物の生態や習性、生理、飼養方法などの特性について十分理解するとともに、住宅環境や家族構成の変化など将来的な見通しも踏まえた上で、最後まで責任を持って飼う
(動物の特性に応じた飼養環境を動物が寿命を全うするまで用意し続ける)
ことができるかを考えることが求められています。

(1) 動物の特性
それぞれの動物種の生態、習性、生理、食性、適応環境、知能、運動能力、力の強さ、行動パターン、気質や性質
(成長に伴う変化、繁殖期の変化等も含む)、
成長時のサイズ、力量、性別、犬等の品種による気質や運動要求量の差、長毛、短毛による必要な手入れの差、寿命等々できるだけ多くの特性についての情報が必要です。
また、飼い主になる人との相性を見ることも大切です。

(2) 野生由来の動物飼養の特殊性
野生由来のペット動物は、長年、何世代にもわたって繁殖飼養がくり返されることにより、人と共に暮らすことに対する適応性を持つようになった動物(家畜)と異なり、人間社会で人と共に暮らすことに対する適応性は低いものです。
本来の野生における生態、生理を考え、その習性が十分発揮できるような環境条件を整備し、その中での適切な給餌、給水が必要です。また、幼獣の時は人に馴れたように思っても成長するにしたがって本来の野性が出て人馴れしない動物も多いのです。
さらに、世界には多くの人と動物の共通感染症がありますが、野生動物は、どのような病原体を持っているかわかりません。
さらに、遺棄等により野生化した動物が生物多様性への影響を起こしている例も全国各地で見られます。その他、譲渡も難しいなど、飼養を途中でやめることは簡単にはできないと考えるべきです。
このため、「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」では、野生動物を飼う前に慎重に判断するよう求めています。
これらのことを考えあわせるとほとんどの野生由来の動物は、ペットとして飼うのは容易でなく、リスクと大きな責任を伴うことを理解させるべきです。
また、飼うこと自体が動物の心身に多大なストレスを与えることを認識しておかなければなりません。
それでも家庭で飼養する場合には相当の知識、技術、設備、環境ならびに覚悟が必要であることを十分理解させるべきです。

(3) 飼養環境
飼養空間
動物種によって、行動上必要な広さの空間は異なります。

住宅環境
一戸建か集合住宅か、持ち家か賃貸か、ペット動物飼養可か不可か、家の広さ、自宅の周辺環境等諸条件を確認する必要があります。

最近ではペット動物飼養可能の集合住宅が増えてきてはいますが、まだ不可のところも多く、不可のマンションで飼養している犬や猫を処分するよう管理組合から勧告されたり、裁判になったりすることもありますので、飼養予定場所や住宅環境を確認することも飼養放棄を未然に防ぐためには大切です。

その他飼養目的、家族の同意等
その他下記の事項についても確認をする必要があります。
1)その動物を飼う目的、飼いたい理由
2)家族の同意
3)家族構成とそれぞれの年齢
4)家を留守にする時間
5)他に飼っている動物の有無、種類、年齢、性別
6)今までの飼養経験

動物を飼うにはその動物たちに適切な食物を与え、生活環境を整え、健康管理をし、また、家族全員で出かける時は誰かにその世話を頼まなければなりませんし、犬の場合はしつけもしなければなりません。

毎日8〜10時間、誰もいない家で子犬や子猫を飼うことは十分な世話ができませんし、また、散歩時のコントロールができない人が大型犬を飼うことは危険を伴います。


上記のようなことを飼う側が確認できるように販売する側も情報を開示しなければなりません。私のサイトでも10年前から一貫して提示しているものも多々ありましたが、まだまだ情報開示が足りないと感じているので修正しつつあります。今後シェルティーおよび犬についての情報をより多く開示する予定です。

もっとも我が家の場合には通常、直接飼い主になる方とコンタクトを取りながら詳しいお話を聞かさせていただいています。
我が家で育てた子犬の場合には、育て方等をお知らせしている関係上、飼い主になる方にお渡しした後、育てる環境や条件が我が家とは違いすぎて難しいだろうと判断した場合には、ご迷惑がかかるやも知れないと言うことも含め、失礼を承知でお断りさせていただくこともあります。

売れ残ったら困るという感覚でいたらこれはできません。ここが商売と割り切るか割り切らないかの違いかもしれないと思います。
胸を張って【商売はブリーダーです!】と言い難いと感じているのはこのせいでしょうか・・・(苦笑)

2009/03/09 Mon

飼い主の責任

動物には命があります。命あるものを飼育する人はぜひ目を通してください。

以下環境省動物愛護法・ペット動物販売業者用説明マニュアル哺乳類版より抜粋。


飼い主の責任

法律にも謳われたように動物は私たちと同じように命ある生きものです。飼い主は動物の生態、習性、生理を理解し、動物に合った適正な取り扱いを行うことが必要であり、それは人間社会に動物を引き入れ、飼養下に置いた人間がとるべき責任といえます。ただ「かわいい」、「好き」だけでは飼養はできません。
飼い主はその動物に関わる全てに責任があります。ここでいう飼い主の責任には「動物への責任」と「社会への責任」の2つがあります。

「動物への責任」とは共に暮らす動物の健康、安全の保持、終生飼養、適正な環境の確保などその動物の一生に対する責任です。
餌と水を与えているだけでは責任を果たしたことにはなりません。
その動物の生態、生理に合った、そしてその習性が十分に発揮できる環境を整えることを忘れてはなりません。

次に「社会への責任」とは、飼っている動物が人の生命、身体、財産へ害を及ぼすことを防ぐとともに、周辺への迷惑の防止、自然環境への影響防止の責任です。
このため、飼い主は、飼っている動物に対して人間社会で共に暮らす上での必要なしつけや訓練、繁殖制限等適切な管理を行うことが求められます。

「かわいがる」と「愛情」は異なります。一時の感情の発露ではなく、上記の責任の裏打ちがあってはじめて「愛情」といえるのです。
飼い主責任の遂行、モラルの向上、共生への配慮が社会に行き渡ってはじめて、動物が真の意味で社会に受け入れられるようになるのだと思います。



【その動物の一生に対する責任】。。。言葉にしてしまえばなんと簡単な言葉でしょうか?でもその言葉の意味の重さを知る人はそんなに多くは無い気がします。

もしも、命ある動物の生涯について責任を持つ人たちばかりが飼い主であったならきっと【殺処分】される動物は皆無に等しいはずです。

しつけができずに問題行動が大きくなり、手に負えないと飼い主の意思で処分される犬もいます。
年をとって体が自由に動かなくなったことで手がかかるからと捨てられる犬もいます。
治療費が膨大にかかるからと捨てられた犬たちもいます。

飼うときにはあんなにかわいくてあんなに愛らしかった元気いっぱいの子犬たちは、大人になって育てられたとおりの表現をし、人と同じく老化もおき、病気も発症します。

私も犬の飼い主の一人です。

繁殖には携わり、販売する側ではありますが、自分の愛犬として、家族として向かえた犬たちは、どの子もみんな生涯を閉じるまで平等に幸せに暮らさせていくと決めて実行し続けています。

繁殖業という仕事を引退した犬たちは、全て大切な家族のまま、我が家で生涯を閉じることになるでしょう。仕事をしてくれた犬たちも、そういうことには関わらない我が家の家族として子犬の時代から生涯を送る犬も、レスキューしてきた犬たちも、どの子もみな同じ大切な生涯の伴侶ですから。。。
例え繁殖に携わろうとも、頭数は多少普通の家庭よりは多いでしょうが、愛情と世話だけは彼らに不足することの無いように・・・そんなことを願いながらの毎日が繰り返されています。

社会的責任がもっとポピュラーになる日が着たら、犬たちの未来はきっと明るいに違いありません。そのために文章にしたら少し小難しいかもしれないけれど、私はサイトやブログで自分の意見を発信し続けていくだろうと思います。

どうか犬や猫のような愛玩動物を家族に迎え入れられる人たちがこのページを読んで、【飼い主の責任】の重さを再確認してくださることを祈っています。

2009/03/09 Mon

動物を飼うことについて

動物には命があります。命あるものを飼育する人はぜひ目を通してください。

以下環境省動物愛護法・ペット動物販売業者用説明マニュアル哺乳類版より抜粋。


基本事項

動物を飼うにあたっては、まず飼おうとする動物について事前に十分調べ、適正に飼えるかどうかの判断も含めて必要な準備をすべきところです。

しかし、「今すぐに飼いたい」、「かわいい」、「珍しい」といった一時的な感情や衝動的な動機のみで、十分な知識のないまま安易に飼い始め、結果として、不適切な飼養や飼養放棄につながり、近隣とのトラブルや虐待、遺棄等の問題を引き起こす例が後を絶ちません。
さらに飼い主が飼いきれなくなる等の理由で、都道府県等が引き取らざるを得ない犬や猫の数は、近年減少しつつあるものの、全国で40万頭近くに及んでいます。
また、遺棄された動物が野生化し、在来の野生動物を捕食したり圧迫する等、自然環境保全上の問題も起きています。

このようなことから、平成11年12月に改正され、平成12年12月に施行された動物愛護管理法では、「動物が命あるものであること」と「人と動物の共生」が謳われ、動物の飼い主等の責任が強化されるとともに、動物販売業者については、動物の購入者に対し当該動物の適正な飼養保管の方法について、必要な説明を行い、理解させる責任が新たに課せられました。

動物は「命あるもの」であり特別なもの・・、特別な配慮が求められるもの・・として法的に位置づけ、動物の売買に当たっては、飼い主となる購入者はもちろんのこと、販売業者にも販売に当たっての特別な配慮を、その生命があるという特殊性を踏まえて、責務として求めているわけです。

購入者が、購入に先立って、当該動物の生態、生理(寿命を含む)、飼養方法等の動物の特性に関する十分な知識をもとに現状での飼養の可能性、さらには、住宅環境や家族構成の変化など、飼い主の将来的な生活設計を踏まえ、終生飼養ができるかどうか慎重に判断、選択するために必要となる情報の提供が求められています。

動物を購入するときの窓口である動物販売業者の説明、情報の提供がペット動物をめぐる多くの問題を未然に防止するための重要なポイントとなっているのです。


今までサイト上で皆さんにお知らせしていた内容をちょっと難しく書いてある内容です。
犬を飼おうと思った時にここまで考えたり知ったうえで購入に踏み切る人はまだ少ないのかもしれません。でも上記の内容を理解した上で命ある犬を受け入れることはとても大切なことだと思います。

我が家も犬を自分たちで飼おうと決断する前のことから「青い瞳のマリン」の中でも書き遺していますが、寝たきりになった時に抱っこして病院等に連れて行ったりできるのかが犬の大きさを決める重要ポイントでした。
日ごろ世話をするのが女性であれば力の抜けたそれなりの重さのある犬を移動させたり抱えあげたりすることはとても大変だろうと漠然と理解していました。

また寝たきりになるかもしれないという予想は、犬も年をとったら病気にもなるだろうしという前提も含まれていました。

法的なことによってこうしたことを提言されるのはいまいち変な感じがしていますが、それでも寄り多くの人たちに、命のある生き物と生活することを選択する以上、命のないものと暮らすこととは雲泥の差があり大きな責任と負担が伴うのだと手に入れる前に知っておいてもらわなければならないことだとも思います。

そのためには今以上にサイトを通じて多くの情報を飼い主になる方たちに向けて開示していかなければなりません。
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