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★お知らせ★

s_top_dogsport.jpgこのブログは犬に関わる人たちへ【動物愛護法】と【ペット動物販売業者用説明マニュアル哺乳類版】からの抜粋と、【生き物を飼う事について】書きつづったコラムです。その時々に感じたこと、たくさんの愛犬家に気がついてほしいこと、知っておいてほしいことです。何か一つでもここをご覧になったあなたに役に立つことがあったら嬉しいです。総合サイトはMAGICWORLDです。こちらにもぜひお越しください。

2009/03/10 Tue

終生飼養を確保するために

動物には命があります。命あるものを飼育する人はぜひ目を通してください。
以下環境省動物愛護法・ペット動物販売業者用説明マニュアル哺乳類版より抜粋。


終生飼養を確保するために必要な情報

飼養途中で動物を手放す主な理由には次のようなものがあります。

(1) 転勤で転居先の住居では動物を飼養することが認められない
(2) 婚姻や就職
(3) 飼い主自身の病気
(4) 鳴き声や臭いに対する近隣からの苦情
(5) 動物の体毛、羽毛による飼い主や家族のアレルギー疾患
(6) 動物の治療費

この他、動物の成長に伴う変化や経費の増加、犬の場合には問題行動も高い比率を示しています。また最近では、高齢の飼い主の死亡や家族が妊娠、出産するからという理由も増えてきました
これらは動物を飼い始める前に予想できる部分が多くあります。

動物の成長に伴う必要な世話や健康管理、成長時の大きさや繁殖期の変化、老齢期の世話、寿命等と家族構成及び家族の年齢も合わせて考えることも大切です。10年、15年の間には家族構成が変わり、転勤、転居もあるかもしれません。

引越しが予定されている場合はそれが終わって新居が片付いてから飼養を考えるべきですし、転勤が多い職業の方は転勤が落ち着くまで我慢することも愛情です。
また近年、動物の寿命の延びと人間社会の高齢化ということも考慮すべきです。高齢の方が子犬や子猫から飼うには家族のバックアップがないと難しいと思われます。動物の寿命と飼いたい人の年齢を考えることも必要です。



(1) 転勤で転居先の住居では動物を飼養することが認められない

犬や猫は人の子供とはまだ違い、居住することで法的な優先権利を持ち合わせていません。人の子供なら【いたらだめです】といわれることも少ないでしょうが・・・。

しかし、長い人生の中で犬を飼った後にこうしたことが無いとは限らないのであれば、そのときがきたとしたらどうするのかを決めておく必要があります。
我が家ではどうにもできない事情があるのなら、処分や放棄はしてもらいたくない最終手段なので、実家に出戻らせてくださいとお願いしています。

(2) 婚姻や就職

基本的に独身の方の場合、ご家族と同居されていない方にはお譲りし無いことが犬のためではなかろうかと考えています。もちろん近くに頼れる人がいて、犬の面倒を見てもらえることが確約されているのなら話は別です。

(3) 飼い主自身の病気

動物を飼うときに同居の方の同意がないとまずいのはこういうときだと思います。自分が面倒を見られなくなるときもあるという前提も考えるべきだということでしょう。

(4) 鳴き声や臭いに対する近隣からの苦情

これはモラルの問題です。動物が好きで自分は気にならなくても周りには耳障りだったり、過剰に反応されることにつながってしまうこともあります。
我が家の暮らし方の中で【こうしていますよ】という提言は、小うるさく感じるものもあるでしょうが、ひとえに苦情を言われないように配慮して行っていることの数々です。

(5) 動物の体毛、羽毛による飼い主や家族のアレルギー疾患

動物を飼おうと思うからには多少なりとも接触があるでしょう。その中でアレルギー等が発症するのであれば、飼ってから気がつくのではなくその前にわかっていたほうが安全です。
アレルギーは一定のキャパシティを超えると発症するものもありますが、多くは病気と思うほどひどく反応するわけではなく何かしらに反応が出ることを感じている場合が多いようです。
犬や猫に直接触れて反応が出る様なら、反応の出にくい品種を選ぶことも必要です。

(6) 動物の治療費

最近は動物用にも保険ができ、掛け金を払えば治療費が多少安く済むようにもなりました。しかし人間のように大部分を負担されるわけではないので、相変わらずそれなりの金額がかかります。
治療を受けることで痛みや苦しみから救ってあげられるのであれば相応の治療費の支払いは覚悟しなければならない問題でしょう。

また法律に決められたワクチンの接種にも経費はかかりますし、飼い主側で決断可能である混合ワクチン・フィラリアの予防薬の投与、蚤やダニの予防にも経費はかかります。
飼うための病気予防だけでも大きさにもよりますが1頭1年で2・3万円が確実にかかります。

避妊手術や去勢手術の費用だってばかにはできません。獣医さんによって金額の差はあれど3〜10万円くらいがかかると思って間違いないでしょう。生きているのですから体にデキモノが出来たり、怪我もするかもしれません。手術費は相当になります。検査費用だってやろうと思う度合いによってとんでもない金額がかかるでしょう。
犬がかかる病気の多くはひとに相応します。ガンや脳疾患、腎臓病や肝臓病や糖尿病だってあります。

生涯飼育でかかった病気を治してあげようと思えば、個体によって違いはあれどかなりの金額がかかると予想できます。

また、最近では高度医療が発達し、飼い主が望めば犬や猫でも人間並みの治療が施される時代に入りました。高度医療となったらとてつもない金額がかかるのです。もちろん、高度医療を受けることだけが愛情ある対応であるわけではありません。
大昔の考え方のまま、気がつかないままに病気になって進行してポックリ逝ってしまうような飼い方ではだめですよと提言されているのです。

販売する側にはこうしたことを飼いたいと願っている人に正しく伝えなさいという部分もあります。
ついついあまり厳しく書くのもなぁと悩んでいた部分なのですが、自分のサイト内で知らせている内容も、もう一度見直して修正する必要がありそうです・・・。
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