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2009/03/07 Sat

我が家の庭

我が家の庭はたいして広くはありませんが、犬たちのために芝を張っています。
また、周りの庭木や草花はできるだけ犬に害にならないものを植えてあり、害のあるといわれるものは高い位置に植木鉢自体をかけて犬が悪戯をできないようにしています。

あんずと柿とブドウ、ブルーベリーがよくなります。
小さな池も作ってあり、子犬のうちはよく飛びこんでずぶぬれになったりします。


毛虫やアブラムシがなるべく使ないものを選んで入れてありますが、それでも害虫がつくこともあります。
ですが市販されている殺虫剤の多くが有機リン系なのでこれらは使わないで、使うとしても犬や猫や魚に害のないとされているものにしています。

といいつつ、ほぼ一年を通して殺虫剤の類は使っていません。
蚊取り線香は焚くことがあります。


犬たちが排せつをしてしまうこともあるのでそのたびに水を流します。
それでも芝は良く枯れるし穴が掘られることもまれにありますが犬たちのための解放場所なのであまりうるさくは言いません。

それはやめてねと思うことだけやめさせています。


一時期ガーデニングに懲りましたが上記のような状況では思ったようにならないので何もしなくても花が咲き彩りを楽しませてもらえるものが残るようになりました。
2008年はミニトマトときゅうりとナスとしし唐、オオバを植えたので少しの収穫がありました。
カラスの襲来が多く、なかなか思ったように食べられるものを収穫できません。
今年はブドウが全滅し、昨年はサクランボが見事にやられました。

来年こそはカラスを出し抜いてやろうと考えています(*^_^*)


犬たちはと言えば庭に出るのは好きなので洗濯ものだと言えば嬉々として飛び出していきます。

私が干している間庭を散策し、若い子は駐車場と庭を走り回って遊びます。


我が家の庭の効用は周りでいろんな音がすることや多くの人が通ったり覗いたりすることで犬たちが学ぶものが多いことです。
犬が外から聞こえてくる音やそばを通るものが自分たちに問題のないものだと認識するためには本能的に警戒をすることを人がそばにいていさめなければ学べません。

また音がしても何が通っても、何事もないのだという冷静な動きが犬たちには必要なことも多いのです。
外部の者・物がテリトリー内に侵入してこない限り、または侵入しようとしない限り、リーダーを差し置いて騒ぎ立てなくてもよいと教えます。


学んでいない子がいるときには宅急便の人や郵便局の人との対応で毎回のように謝らなければならないことがありますが犬が理解し始めればその回数も減ってきます。
最終的に学んでしまった子と同じようになるために多少の時間と労力が必要ですが、新しく犬が残れば毎回同じことを繰り返すだけです。

うちの配達に来てくれる人は顔ぶれも決まっているので大きな理解を得させていただいて感謝していますが、謝罪の言葉一つもなかったらこうはいかないのではないかと思うのです。


繰り返しの中でオートバイが通ってもトラックが通ってもびくびくした反応はなくなっていきます。
家の横で工事をしている時もそんなに気にしなくなってしまいます。
要するに人が反応すれば犬も反応するので、できるだけ反応を抑えて行動していると犬もまねていくのでしょう。


また庭の中で遊ぶ時にあまりに吠える場合も禁止がつきものとなっています。人がそばにいてすぐそばで自分の犬が吠えているのに、自宅の庭だから吠えてもよいと甘くすればほかのところで禁止しても効果がないからです。

他の犬が遊んでいるものを見て吠えたてるのも同じです。


我が家はよく「黙って遊びなさ〜い!」という掛け声がかかることがあります。


犬たちにとって狭い庭でも皆と一緒に走り回って遊べる大切な場所なのだろうと思います。
どの子も庭が大好きで、嫁がせた子犬たちですら我が家の庭を忘れることはありません。
遊びに来る子はみな庭に出たいなぁという顔をして下の部屋から庭を覗くことが多いのです。

自分の家の犬以外はよほど信頼できる犬以外は庭に入れることはありません。ウイルスも怖いし、寄生虫も怖いからです。これは庭だけではありませんが…。(笑)