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2009/04/20 Mon

獣医を変える

病気の犬を獣医さんに連れて行く治療を受けていくうちに、なかなか直ってこなかったり、悪化したり、不安に思うことってよくあることだ。信頼している獣医さんでもたまにあると思う。

一番いいのは勇気を出して今の状況を良く聞いてみること。今はインフォードコンセプトがしっかりしてきているので、たいていの場合ちゃんとした獣医さんなら、病気の説明から治療方法の提示やかかる費用などをきちんと説明してくれる。

それがきいても教えてもらえなかったり、教えてもらっても飼い主自身が納得できなかったり、不安だったり、何かが違うと不信感があったり、飼い主自身が求める方法に聞く耳がなかったりしたら、できるだけ早く他の獣医に代わってみることはいけないことではないと思う。
人間だって医療ミスもあるし、判断ミスってものもある。獣医さんだってないとはいえないのだから。

ただし、自分の疑問をぶつけて見ないうちから勝手に変えてしまうのはよくないと思う。ぶつけてみれば案外きいてくれるものだし、そこからまた道が開ける事だってあるのだから・・・

どうしても道が開かなかったり疑問が出てきたら今の時代なら『インターネット』で検索してみればいい。
聞いてきた病名を入れれば多くの場合、様々な情報が得られる。
愛犬の症状にあまりに違っているのなら症状を打ち込めば又情報は得られる。

医者に言われたままを鵜呑みにしないことや、自らも病気について、治療法についてを学ぶ事が大切だ。
そこで初めて疑問を持ったままで良いのかの判断が出来るだろう。
それは犬だけではなく人も同じなはずで、もし具合の悪いものが飼い犬でなく、夫や妻や子供であったり、両親であったりしたときと同じ行動をすればいいはずだ。。。


間違ってはいけないのは、すぐに直らないから駄目だとか、費用が高すぎるとかで判断しないことだと思う。犬の状態を含めて飼い主の冷静な判断が大切なのである。

犬は言葉がしゃべれないのだから、獣医さんと信頼関係をきちんと取れなければ、症状の説明や状態、犬の気質や性格などから来る獣医さんでの状態と家での違いなどうまく相手に伝えるのが難しくなってしまう。

生まれたばかりの赤ちゃんを病院に連れて行くのと同じで、飼い主の気がついた事が病気の診断に大きな影響を与えることもあるのだから・・・犬を良く観察しておく必要があるというのは変わりに症状を先生に伝えなければならないからである。

病気について素人なのは誰でも医者でない限り当たり前の話だ。でも医者であっても相手は人間であり完璧ではないと言う事は忘れない方がいい。人の医者でも獣医でも同じことなのだから・・・
どうしても納得できないと思ったら、できるだけかかっているところよりもレベルが高いと思われる病院へ変えてみるのは悪いことではないはずである。アチコチと点々とするのは喜ばしいことではないが、飼い主自身が納得で来る対応をしてくれる医者を望み、選ぶことは悪いことではないのだから・・・